福井県の高校野球を応援する爺様の言いたい放題!

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ダブル遠征

2011年04月17日 | 高校野球 中学野球
本日は、岐阜と富山のダブル遠征になった。

本年は1年生が15名入部した事もあり、人数も増えた事からこのような遠征方法を今後もとる事が多くなると思う。

岐阜にはレギュラーと1年生が9名で・・・富山にはジュニアと残りの1年生が行き、それぞれ3試合を行った。

1年生だけのスーパージュニア戦も各2試合行って2つの遠征で全員が出場している。

それぞれが、色々な想いで出場していい経験になったと思う。

試合経験も踏ましてやらなければ選手の成長も無いと思うしいい傾向だ。

奈良大会で得たもの・・・

2011年04月11日 | 高校野球 中学野球
先日から行われた奈良大会は、1回戦敗退と言う結果に終わったが、得たものは大きい・・・

今回は、2年生の太田が初大会先発デビューをした。

今までは、御簗・木下・平沼と言う3枚看板で戦っていたが、春季全国大会で準々決勝で敗退した、「後少しの選手層」を

造る為に、選手達にも色んな意識を持たせるべく挑んだ大会だった。

参加された保護者様もお判りだろうが、やはり頂点を取るチームは選手の人数もさることながら選手層が厚い。

個々のレベルでは、オールスター福井の選手達は全国でも有数に戦えるメンバーだが、ヤングリーグの「1日2試合」

を制して行くには、やはり選手層が大事だ。

先発した太田、1年生ながら継投で投げた、清水琳、小林健は、それなりに頑張った。

初めてのマウンドでの緊張感を味わっただろう。

1年生が出場する事で、出場出来なかった2年生も居る・・・しかし、ここからが本当の踏ん張りだと思う。

悔しさをバネに日々努力して欲しいと思う。

大会に参加せずに、練習となった選手達には、事務局が色々と話しをした。

すると、4時間で終わる練習が、選手達の要望から更に2時間伸びたそうだ・・・

「俺は居残り練習なのか」・・・と思うか「いい機会を与えられた思い切り練習するぞ」・・・と思うか

多分、残った選手達は、「いい機会だいつか抜いてやるぞ」と言う意識を持った事だろう。

31名の選手が居る・・・31名の保護者も居る・・・皆考えが違うだろう。

しかし、指導者も31名全ての事を真剣に考えて居るから信じてやって欲しいものだ。

5月も京都大会がある・・・ベンチ入りは18名

それを争う為に頑張って欲しいと思う。

奈良大会で得たものは本当に大きいと思う。

勝つ事ばかりが術では無い。

第19回ヤングリーグ春季全国大会を振り返って代表からの一言

2011年04月06日 | 高校野球 中学野球
優勝する事を前提に3日間、仕事をキャンセルして望んだ戦いでしたが、まさかベスト8で敗退するとは夢にも思っていませんでした。

「春は投手力」・・・今年のチームは投手が2枚揃っており、いずれも完封出来る能力を持っている為、

打線がある程度機能すれば、優勝出来ると考えていました。

1回戦の赤磐ベースボールクラブ戦は、初回の両エースの我慢比べに勝ったオールスター福井が大勝しました。

ストライクゾーンが狭い場合、なかなか変化球がストライクになりません・・・従ってストレートを痛打されるか、

四球が続くか・・・の展開になります。

うちの御簗は良く頑張りました・・・点差程の戦力差はありませんが、エースの我慢比べに勝ったのが大きかったです。

この夜、指導陣で2回戦と準々決勝の先発を協議しました。

以前プリンスジャパンと練習試合をした際、平沼は少ししか投げてなかった事、準々決勝に勝ち上がってくるであろう

オール岡山は御簗の投球に対して弱いであろうと判断しました。

2回戦は、2回3回と得点を重ね、流れを相手に渡さない野球を続け、5対0で平沼が完封しました。

しかし、プリンスジャパンのエースが粘り強かったのもありますが、あの展開ならコールドにしなければいけません。

試合終了30分後に直ぐに、準々決勝が始まるから疲労が溜まってしまいます。

ちなみに、ヤングビクトリー対オール岡山戦はエースを温存したオール岡山がリズムに乗れず、苦戦の末逆転で勝ちあがりました

従って、私共はオール岡山の殆どの投手を観察する事が出来ました。

エースは5回~7回の3イニングを投げたので準々決勝は5イニングしか投げれません。

準々決勝も当チームのリズムで試合が運びました。

しかし、初回の1点のみ・・・「御簗が投げれば点は取られないだろう」選手達に甘えが出たのかも知れません。

しかし、御簗は初回の打席で死球を食らい、ピッイングもバッティングも狂い出していったのです。

5回の守備で更に悲劇が起こりました。

ピッチャーゴロが御簗の股間を直撃・・・プレー出来なくなりました。

6回にタイムリーで1点を追加した時は「勝てるだろう」と安心してしてしまったのでしょう。

その裏、微妙な判定とダブル送球エラーで打たれていないのに同点にされたしまいました。

急遽登板した平沼も木下も、あの状況で良く頑張りました。

しかし、最後は層の薄さがもろに出てしまいました。

全国大会の準決勝、決勝に進んで行くには相当なチーム力が必要だと改めて痛感しました。

この先、新2年生を鍛え上げて層を厚くしていきます。

ちなみに、たまたま観戦した際に、ザ・スパ武雄(佐賀)の左投手に目が釘付けになりました。

今迄見た中学生の投手ではピカイチでした。

右足をステップするまでは、中日のチェンを意識した投げ方で踏み出した右肩が全く開いてないので、球の出所が見え辛く

ストレートは手元でビュンと来ます。

少し気になったのが、右打者のクロスファイヤーを投げる際に、右ひざが割れている事位でしょうか。

九州の高校では、争奪戦になるでしょう。

全国には、こんな投手を育てられる素晴らしい指導者がいるもんなんですね。