たまり場ぶろぐNEO

 奈良県在住、天里友香のブログ。
 漫画・ゲーム・同人等のオタク系話題と日常、時々は真面目な話です。

『下拵え』から最高級品

2009-09-01 08:22:51 | 日記
 昨日のブログで少し触れましたが、
日曜日は大阪で
『ス●ジオジ●リレイアウト展』を見てきました。
 本当はその前の大阪C.Cityの後、
場所が天保山で近いし行きたかったんですが
「元々混んでそうな所に、
同じこと考えたお仲間が行きそう」と
ずらしてたのでした。
 さて、この『レイアウト』とは、
簡単に言えばアニメのカットごとの動きや画像処理などを
アニメーターや背景美術の方々に指示する
『下描きの下描き』みたいな位置付けの作業の絵です。
 だから、描かれてるのはペラペラの薄い紙だし、
『絵画』というには文字の書き込みでいっぱいなのですが
「でも、特に自然や建物の絵は、
文字を消してトレースすればそのまま原画に使えるんじゃ?!」
そう思うくらい完成度の高い、素晴らしいものでした!!
(実際、解説で美術の方が
『よいレイアウトがあると、美術は楽です』と言われてました)
『●ピュタ』の樹木なんて、
筆圧がエンボス加工のようになって
「完成形はアニメのフィルムしにても。
 これはこれで肉筆画の迫力があって、絵として凄い!」
 とても素敵な展示で
「見にきてよかった!!」と思いましたが、
あえて言えば
「せっかく『アニメの画像処理の指示書』なんだから、
完成した該当シーンのアニメ映像を
もっと並べてくれてたら親切なのにな」
 脳内の記憶再生がよりクリアなよう、
事前に●ブリ作品を見直しておくことをオススメします。
 来場者は、メジャーどころのジ●リだけあって
あんまりオタク風な人はいませんでしたが
たまに(『ナ●シカ』の巨●兵のレイアウト前で)
「●ヴァと似てるな」と
『当たらずとも遠からず』な感想を言ってる人がいたりして。
(そのシーンの原画担当したのが
若き日の庵●監督なのは、オタクには有名な話)
「まだもう少し会期あるし、
ジ●リ以前の●崎作品(ハ●ジとかホー●ズとか)もあるし、
見てない方にはオススメです!!」