バンコクでロングステイ始めました!

バンコクロングステイのあれこれを記録代わりに記事にしています。

コンドミニアム暮らしは至極快適

2024-05-14 12:00:00 | ロングステイ

円安と物価高のせいで、バンコクでのロングステイや移住におけるお得感は急速に薄れつつある。特に、食品、酒、化粧品、ゴルフ用品、クルマなどの輸入品は日本以上の高価格。毎日日本食を食べ、夜は居酒屋で一杯という日本での生活スタイルをそのまま踏襲した日には、私のような年金暮らしは早々に破綻をきたすこと間違いなし。一方で、バンコクには日本よりも圧倒的にコストパフォーマンスがいいものもあります。その筆頭は何といっても住居でしょう。

都心部まで電車で15分以内かつ家賃が月4万円台の快適な1LDKを東京で探せと言われたら、無理難題を吹っ掛けるな!ということになるでしょう。しかし、これがバンコクでは可能であり、しかもコンドミニアム(タイ語ではコンドー)と呼ばれるマンション/タワーマンションの築浅物件にだって住むことができるのです。コンドミニアムの良さは、第一にセキュリティが非常にしっかりしていること。構内への出入口には24時間複数の警備員が常駐し、建物にはカードキーがないと入れない、エレベータもカードキーがないと行先ボタンが押せない上に、自分の部屋がある階にしか停まらない。部屋までの通路はカメラ監視されていて、最後に部屋の暗証キー/指紋認証キーを解除してやっと帰宅と相成る。第二に、プール、フィットネスジム、図書室、会議室といった無料公共スペースが充実していること。思い立ったらすぐに筋トレできるし、泳ぐこともできる。おかげでズボラな私でもバンコクにいるときは体調が頗る良い(苦笑)。第三に、賃貸では家具、家電付きの部屋が多いこと。お仕着せに我慢すれば、入居時の初期出費を抑えることができます。

難点はキッチン周りが貧弱なことかな。これはどこのコンドも似たり寄ったりで、タイ人があまり自炊をしないことと関係があり、そもそも設計時から重要視されていないようだ。シンクは狭い、蛇口は脆弱、コンロはIHだが配置が悪いと、料理をする意欲を削ぐのに十分な造りである。人によっては、トイレがウォシュレットでないとか、バスタブがないとダメだとかありますが、私は手動ウォシュレット(ウォーターガン)とシャワーに慣れてしまったので、今や何らの問題もありません。

最後にバンコクならではのコンドミニアムの選定ポイントをご紹介します。最も重要なのは、雨期に周囲の道路が冠水しないこと。スコールと呼ばれる短時間に一気に降る大粒の雨は、物理法則に則り全て低きに流れます。その結果、乾季には想像もつかない光景が出現するので要注意。ソンクラン(水かけ祭り)の比ではありません。次に直射日光が差し込む部屋を避けること。これは南向きを良しとする日本と正反対ですね。最後にセブンイレブンがすぐ近くにあることです。