アメコミとラーメン

どうも、話が論理的に展開されてない、SPIDER-MAN 20HU号、822(21)号



御用達から到着したAmazing SPIDER-MAN (“ASM”)をまず2冊も読み終えたのでレビュー。ASM20HU号、822(21)号をレビュー。(Legacy Numberとカッコ内はSpencer後の号数。)

添付画像は、今回もGreg Landの描くHU号の方を採用。Vulture。あーいつもLandの画は良い。大失敗が判明した。Leinil Francis Yuが描く、表紙を繋げると一つになるVariant Coverの823号分を買いそびれてしまったようだ。買うかどうかは、検討中。

筋書をNick Spencer、20HUの画をCory SmithとTyler Crook、インクをMark Morales、822号の画をGeraldo Sandval、インクをVictor Navaが担当。

粗筋を手短に。19HU号の主役はVulture。ArcadeがVultureに悪人どもの不利な状況を打破できる機械を手渡す。しかし、これはCravenの指示によるもの。そうとは知らないVultureは残りの悪人を率いてロボットを逆に狩り始める。オマケの話ではVerminが沢山いる理由がわかる。822号ではVermin軍団にSPIDER-MANは殺されそうになるが、Cravenに救われる。そして、Lizardの人殺しをさせない装置をSPIDER-MANは取り外すことに。

いつものように気に入ったシーン、台詞等を紹介。VultureがArcadeを脅した後のArcadeの台詞と背景が面白いかな。”I’m just the heavily armed messenger.” その背景にはマシンガン付きのドローンが飛び交っている。確かに、heavily armedだ。

死に飢えていることが、Vultureの弱みと喝破するCravenの台詞。”He craves death. He is drawn to it like the moth to a flame.”台詞自体大したことないんだけど、自然界にいるハゲタカの習性を敢えて使っているSpencerの話の作り方が良い。

Arcadeは、薬によりVerminを自己増殖させた。映画Gremlinがプールに落ちちゃったイメージ。気持ち悪い。Arcadeは生物学が得意なわけじゃない。Jackalとか、Mr. Sinisterみたいにね。これは無理くり辻褄合わせをしたみたいで変。

ASM 822号で一番重要なのは、Billy(正確にはBillyのクローン)が彼を死に追いやったのは、父親であるLizardであることを知っている点。これは面白い。だから、父親と距離を置きたがっているのか。そして、Lizardはそれを知っていて、心に痛みを感じている。

子供はいないと答えたSPIDER-MANに対するLizardの台詞。”Then you don’t know what responsibility is.” これは作者Spencerの声かな。

Cravenの動機や台詞はチンプンカンプン。SPIDER-MANがLizardに付いている機械を壊すのがSPIDER-MANへのテストって、何のこっちゃ。もう一つ。正気を失ったLizardがBillyを助け出す保障はどこにもない。SPIDER-MANがそんな結論を出すのか。(過去愚かな決断は多数下しているので、答えはYESだが。)

どうも、今回のArc(1~複数話で成り立つ一つの話)、Huntedは長く、かつ論理的でないな。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「アメコミ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事