All New X-MEN(”ANX”)のレビューを最近していないので、25号~28号をレビュー。
筋書きは、Brian Michael Bendis、25号の画をDavid Maquez、26号~28号の画をStuart Immonenが担当。添付画像はANX 26号のものを採用。本編と同じくImmonenに手によるもの。
まずは粗筋。25号は過去から若いX-MENを呼び出し結局元に戻すことができないBEAST。憂鬱な日々。そこへWatcherが現れこれから起こり得たはずの未来を提示。続いて26~28号。過去から来たCYCLOPSに捨てられたと感じたX 23は、X-MENの元を去ろうとするが、変身能力のある何ものかに襲われる。瀕死の重傷でX-MENの元へ戻ったX 23だが、未来から来た悪のX-MENが彼らを襲う。
いつものように、気に入ったシーン等を順不同で紹介。まずは、ANX 25号。Maquezの画は収穫だった。上手いじゃん。ただ彼の描くBEASTだけは、アメリカのクリスマスの定番Grinchにそっくりで好きになれない。
いろいろな画家達が1~2ページの画を順番に描いていくのだが、画の質はバラバラでどうもだめだな。
ANX 26号~28号はちょっと品質が回復。添付Immonenの表紙は結構好き。
おとなのCYCLOPSがまだ10代と思われるJean Greyと初めて長々と会話するシーンは今回のクライマックスかな。Jeanの新しい能力に対する見解の共有も良いのだが、なんと言っても彼の父親と10代のCYCLOPSが一緒に旅することに嫉妬を感じていることを告白するシーンが良いね。彼の本心はなかなか外にでない。それをImmonenが上手く描いている。その後のCYCLOPSとKitty Prydeとの会話はわからんな。結局KittyはCYCLOPSを信用していないということか。
過去から来た若きBEASTが変身能力を持つミュータント(CYCLOPSに変身している)Razeを殴るシーンがANX 27号のクライマックス。BEASTの”Did I enjoy that?”という問いかけと、Kittyの “Yeah, I can see how it would be enjoyable.”という返答が笑える。X教授を殺してしまったCYCLOPSに対してはそうとう溜まっているだね。また、現代のBEASTが同じことをやった方が効果的なのにとも思う。
敵を唐キことはできないが、他人の怪我を治すことのできるTRYAGE。彼が自分の死をも克服できるのには驚いた。
ANX 27号、28号では本編をぶつ切りにして、悪のX-MENの誕生秘話が紹介されるが、これって誰か興味あるのかな。おいらはない。そんな中で、ちょこっと良いなと思ったのは、悪のBeastの精神疾患を悪のXavierが治すシーン。また、悪のX-MENが何故現代に来たのかがわかったのが収穫なぐらいか。
ANX 28号では、最終ページ、X 23が悪のXavierを頭上から襲うシーンがクライマックス。かっちょ良い。
Jean Greyの新しい力って何なんだろう。テレパシーとテレキネシスを合体させる力?意味がわからない。きっとANX誌でもその力を使うと思うがはてさてどうなることやら。
最新の画像もっと見る
最近の「アメコミ」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事