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遅ればせながら、先日行った映画The Amazing SPIDER-MANの世界同時イベントThe Untold Story(Footageという言葉を使っていた。映画の見本といったところか。)について、短くレビュー。
今回の敵はLizard。顔が平面でどちらかと言うと新聞連載のSPIDER-MANに登場したRattlerという怪物の方に感じ似ているけどね。Jurassic Parkのシーンみたいのがあるな。映画では、LizardことCurt Connors博士とPeterの父親は知り合いらしい。つうことは、Peterの父親は科学者という設定か。OscorpでConnors博士は働いている。そうSPIDER-MAN の長年の宿敵Green GoblinのNorman Osborneが経営している会社だ。本編にNormanは登場するのかな。してたら、拍手ものだ。
Peterは漫画のイメージよりもっと活動的。スケートボードで登校している。一方科学的な才能はもう高校生(もしかしたら卒業した?)の段階で既に開花。Lizardの誕生に関与したことが予告では示唆されている。どうやらPeterはそれに責任を感じている様子。それから、Flashを殴り飛ばすシーンがあるらしい。これは、力を手に入れる前なのか後なのか。Peterを演じるAndrew Garfieldはイギリス人。予告編前の映画を紹介するコメントの時にはイギリス人っぽいしゃべり方をしているのだが、映画では流石役者、アメリカ英語に早変わり。
気に入っているのはSPIDER-MANがヒーローとして活躍する前にトレーニングしているシーンがあるところ。やはり蜘蛛の力を手に入れたからって、すぐには使いこなせない。こういうところにリアルさを感じる。おっと最後にEmma StoneのGwenはかわいい。現代のアメリカ人女性という感じで積極的なGwenだ。
お次は、いつものアメコミレビュー。今回はえらく早くご用達Milehigh Comicsからアメコミが届いた。Amazing SPIDER-MAN (以下”ASM”)675号、676号についてのレビュー。
先月からの続きの675号。筋書きをDan Slottが、画をGiuseppe Camuncoliが担当している。Giuseppeの画はインクのKlaus Jansenの個性でなんかすごい画になってるな。添付画像(675号の表紙)もGiuseppeのもの。Vultureの形相が好き。
先々月別れたCarlieとPeter。どうも彼らの関係はそう簡単に終わりそうにない。先月からのCarlieと組んでのHigh Rise Burglaries(高層ビル盗難事件)の捜査。そして、犯人との対決だ。
気に入っているシーンは、2つ。二人で捜査中Peterがマスクを脱いだのを見て、フォトショップでSPIDER-MANの写真とPeterの顔を合成したみたいだから、マスクをつけてくれとCarlieが言うシーンあり。現代的な台詞だ。そして気が利いている。
もう一つは、VultureからCarlieを助けたPeterに対し、「もう一度Peterを信じてみるわ。」と殊勝な言葉をかけるCarlie。しかし、SPIDER-MANとしてねと釘をさすところが心憎い。
続いて、676号。おそらく一話完結。筋書きSlottと画はいつものHumerto Ramosのコンビ。
何と言ってもSPIDER-MANが登場しない。は?
昔懐かしいDr. Octopus率いるSinister Sixが復活。今回はMODOK率いる頭脳ではだれにも負けない悪人集団Intelligenciaと悪人同士の戦い。Sinister Sixが勝ってMODOKの開発した武器を奪っていく。それだけ。は?
半分植物人間のDr. Octopusの設定はあまり好きではない。一方映画の影響からか、ロボット触手の描き方がかっちょ良くなっている。ここは買いだな。
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