アメコミとラーメン

Kindred篇最終話、Amazing SPIDER-MAN 856(55)号



今回はAmazing SPIDER-MAN 857(56)号のみをレビュー。(Legacy Numberとカッコ内はSpencer後の号数。)

筋書をNick Spencer、画をPatrick Gleason、彩色をEdgar Delgadoがそれぞれ担当。

添付画像は856号の通常版の表紙。いつもvariantを買っているのだが、今回の表紙のデザインが凄く気に入ったのでこれにした。アメコミ市場ではこの表紙がべらぼうに品薄状態。うっしゃー。何と第二版も出版された。それもこの表紙の色違い。ちょっと思い出すのは1990年に発売した形容詞のないSPIDER-MAN 1号の表紙。これもデザインが秀逸で色違いの表紙の第二版も出版された。当時は凄い高値で取引されていた。今でもビニール袋入りのやつは高い。

粗筋をサラッと紹介。Peterと蜘蛛の力を持つ役立たず軍団は、Kindred(Harry)により囚われの身に。先に現れたのはMary Jane。そしてその後にHarryの父親Green Goblin(Norman)が現れ、Harryに挑む。

今回も気に入ったシーンや台詞等を紹介。今回のGleasonの画は良いな。MJのコマはどれも良いのだが、最初に現れたシーンの彼女が一番好き。

台詞の一つ一つが良いのだが、まずはHarryの台詞。”If little orphan boy Peter Parker couldn’t have one, at least SPIDER-MAN would, right? A family.” いつも周りに仲間が集まることをHarryが羨み、妬んでいる様子が伺える。

Peterを始めとする面々を始末することにNormanが不満を持っていることに対する、Harryの抗議の言葉とNormanの応え。”What do you care? You hate them all.” “They’re mine.” ぞっとする。Normanらしい。

May伯母さんを救うため悪魔と取引したことがKindredを生み出したとHarryは言っているが、全然その二つが繋がらない。まだこの話を引っ張るつもりなのか、Spencerさんよー。

MJがNormanの爆弾に唐黷ス後にPeterに対して言った台詞。これが一番泣ける。”You’re not getting rid of me that easy, Tiger.” 間違いないMary Janeが唯一のヒーローだ。
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