今月のSPIDER-MANはAmazingから。Venom Inc. Omega (“Omega”)と、Amazing SPIDER-MAN (“ASM”) 794号。
Omegaの筋書きをDan Slott、Mike Costa、画をRyan Stegman、Geraldo Sandovalが担当。ASM 794号の筋書きをSlottとChristos Gage、画をStuart Immonen、インクをWade Von Grawbadgerが担当。添付画像はOmegaの表紙でStegman。ASMの表紙は最近つまらない。
粗筋から。OmegaではラスボスManiacことLee Priceが巨大化。SPIDER-MAN 、Flash Thomson、Black Cat、Venomが巨大Manicと対決。見方が複数なので、もはや戦隊もの。ASM 794号では元SHIELDの海底秘密倉庫で1年前に押収されたZodiac Keyが突然発光、SPIDER-MANの手により1年後の世界に送り込まれたZodiacの手元へと向かった。SPIDER-MAN他はロンドンで彼を待ち受け、再び対決することになった。時を同じくして、元SHIELDの倉庫を管理する民間会社の従業員2名が反旗を魔オた。狙うはCarnage Symbiote。
気に入った台詞やシーンを紹介。Stegmanの画は安定していて非常に良い。Maniacが殴って吹っ飛んだFlashの図は、遠近法が駆使され凄い迫力。また、彼の描くBlack Catはチャーミング。Oemgaのもう一人の画担当Sandovalは好きになれない。Stegmanと比較されたら可哀そうか。それから、添付の表紙も良いな。
Maniacの吐いた唾がかかると相手を操ることができる。しかし、一度支配から逃れると抗体が体内で作られるって設定は面白い。勿体ないなこの設定。あまり上手く活かされていな。操られたSPIDER-MANの血液とAnti-Venom (Flash)の血液でManiacワクチンができるってのは、画的に良かったが、へーで終わってしまった。
Eddy Brockが再びVenomとなったわけだが、彼が正義のヒーローとは世も末の結末。悪人でこそVenomでしょ。今年12月に公開されるVenomの映画を意識した設定変更か。
ASM 794号のImmonenの画も非常に良い。1年かけても自分を唐キことをできないと叫んでいるZodiacの表情が秀逸。
今回あまり台詞を書かなかったけど、面白い台詞を1つ紹介。貧乏に戻ってしまったPeter。ロンドンへもエコノミークラスで移動した。(ネットで調べたら7時間くらいかかる。日本からロンドンより近い。)第一ラウンドではZodiacにケチョンケチョンに熨されたPeterの負け惜しみな台詞。”Totally could’ve beat him if I’d flown first class.”ファーストクラスで来たら勝てた。好き。
元SHIELDの施設を襲わせた犯人はNorman Osborn。Carnage Symbioteは必要ないんじゃない。
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