なんと3年振りのBATMANネタ。そうとうご無沙汰してたな。Marvel派なのでしょうがないか。いつの間にか、三部作になっていたDark Knight (“DK”)が出るって言うんで読むしかしかないよね。 今回のタイトルはDKIII Master Race (“DKIII”)。
粗筋をFrank Miller、Brian Azzarello、画をAndy Kubert、インクをKnlaus Jansonが担当。1号のオマケの画をMillerが描いている。Kubertの画は安定感がある。彼を採用して正解だったな。Millerの画はピークを過ぎちゃってる。(ネットでは酷いこと言われてるみたいだが、そういう話を聞くとちょっと擁護したくなるけど。)
まずは粗筋から。久し振りにGothamの街に出現したBATMANはが、警官を襲った。それが故、警察は彼を目の敵にしている。そして、Gotham警察のYindel委員長(適切なCommissionerの訳が見つからん。)は、彼を追い詰め正体を確認する。護送中の偽BATMANは行方不明のBruce Wayneにより助けられる。一方、SUPERMANとWONDER WOMANの娘LaraはCrypron人の生き残りが住むKandor Cityからの救いに応えるため、体の大きさを自由に変えられるATOMの元へ現れる。そして、その救いに答えた結果ATOMを待っていたのは、悪のQuarの罠だった。
最近のシカゴの黒人少年が警察官に、武器も持たないのに16発も撃たれた事件がDKIIIの話の背景にある。最初にDKIIIに登場する黒人が警察官に撃たれようという瞬間に伝説のBATMANが出現するシーンはまさに実際にあった事件の再現だ。(その少年とその友達のチャットは略語が多すぎて半分わからず。)
前述のYindel委員長は、どうも最初から偽BATMAN がBruce Wayneでないことを見破っていたらしい。BATMANのコスチュームを着ていたのは、RobinことCarrieだね。彼女はBruceが死んだと言っているが、実は違ったのは当然の帰結か。それを言ったらSUPERMANもだ。氷漬けになってるのは一時的なことだろう。
Laraと言い、偽BATMAN、Carrieと言いMillerは次の世代について語りたいのか。
悪のQuar(DC派じゃないからこいつが誰だかわからない。)出現シーンはちょっとわからない。何かQuarの子供?Baarの指示に従って作った装置により、地球に到着したってことなのかな。
Carrieの護送車からの脱出シーンは迫力十分。DK Iでも出現した戦車出現は拍手もの。これカッチョ良いよね。けど、楽しい。ちなみに、このシーンはもう少し工夫がほしかったな。
Kubertの画がしっかりしているので、標題の通り話がわかり辛くても、納得できる。DK IIより好き。
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