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今回もャbドキャスト、SPIDER-MAN Crawlspaceを聞きたいがために、順番を早めて読んだSuperior SPIDER-MAN (”SSM”)33号、Amazing SPIDER-MAN (”ASM”)1.5号をレビュー。
SSM 33号の筋書きをChristos Gage、画をGiuseppe Camuncoli、M. A. Seplvedaがそれぞれ担当、ASM 1.5号の筋書きをDan Slott、画をRamon Perezがそれぞれ担当。添付画像は、CamuncoliによるSSM 33号の表紙。世紀末感いっぱい。謎の敵(今回Karnと判明)に圧唐ウれる悪のSPIDER-MANの姿。
さらっと粗筋を紹介。まずは、SSM 33号。Karnの攻撃に劣勢である別次元のSPIDER-MANだが、彼はサイボーグ。逆に身体に仕込まれた大砲で大成逆転。そして、悪のSPIDER-MANが募ったSPIDER軍団も加わり一時はKarnを拘束する。そこに現れたKarnの仲間で双子の兄妹。
いつものように、気に入った台詞やシーンを紹介。SSM 33号では、相変わらず、悪のSPIDER-MANの上から目線台詞が楽しませてくれる。多勢であることに力を見出すのかというKarnの質問に、”Genius”(天才的な知性)であることが力なのだって宣言が好き。あ、それから、多くのSPIDER軍団は別次元のPeter Parkerなのだが、彼らのお喋りにうんざりするDr. Octopusが憑依している悪のSPIDER-MANの図は楽しいね。
KarnとSPIDER-MANと同じ力を持つSILKが恐れるMorlunも同じ穴の狢(一族?)らしい。
また、今回は謎の敵に対する悪のSPIDER-MANの反撃に胸がすく。しかし、彼の発明品も最後には打ち負かされてしまうが。
本編最後に、軍団の一人Assassin SPIDER-MAN、SPIDER-GIRLを悪のSPIDER-MANが呼び協定を結ぶシーンが盛り上げる。彼らの共通点は、Brutality、Devastation、Darkness(残酷、荒廃した心、暗黒)らしい。悪のSPIDER-MANの意図は、Karnの一族の皆殺しのようだ。
げ、この話ASMだけでなくSPIDER-MAN 2099にも続いているのか。買ってないEdge of SPIDER-VERSEもね。こんなんで、内容を理解できるかな。
続いてASM 1.5号。三流悪人Crash篇の最終話。誰からも信用されなく、相手にされないSPIDER-MAN、とその正体Peter。優しいMay伯母さんの励ましを受け再びCrashと対決し打ち負かす。
気に入ったシーン、台詞を紹介。今回の話は、何故悪人と戦う時SPIDER-MANが相手をからかうような言葉を発し続けるのかというのを筋書き担当Slottが真剣に考えた回答。死んだBen伯父さんから受け継いだのは、”With great power comes great responsibility.”って難しい教訓だけでなく、(何事も)楽しむ気持ちだということ。これを利用して危険に晒されている一般の人々の緊張感を解き、悪人をイライラさせるって寸法。面白い解釈。嫌いじゃない。ちなみに、英語でこのからかいをwise-crackingと言う。
ASM 1.4号で学校の機材を拝借したことを告げ口されたPeterは学校の生徒にも先生にも信用されていない。そんな先生に言い放ったMay伯母さんの台詞、” I guess someone’s in this room who never deserved my trust.” 伯母さんだって信用してないのよってこと。こういうの好きだな。レビューはしないけど、形容詞なしのX-MENでもこんな売り言葉に買い言葉的台詞があった。
終りの見開き2頁は、Perezじゃなければもっと良いのにな。例えば半分隠居状態のJohn Romita Sr.とか。この物語の後のPeterの未来を見開きの中でまとめるアイディアは好きなんだけどな。