私のヨガのクラスでもそうだが、昨今のヨガスタジオやスポーツジムなどでよく行われているのは、
太陽礼拝がベースになっているものが主流のように思う。
さらに、ある程度決まった流れに沿って動く太陽礼拝ヨガをベースとして、そこに様々なアレンジを加えたフローヨガが人気だ。
本来のヨガはもともと瞑想で、動きがあるものはすべてハタヨガと言われている。
いろんな流派があるものの、この太陽礼拝をベースとした動きはエネルギーを生み出すヨガ。
動のエネルギーに満ち溢れているので、慣れてくると疲れた心身にエネルギーが充足されたように感じられる。
養成学校に通っていたころ、先生が言っていたのは、
インドの若者(男性)が、満ち溢れるエネルギーで悪さをしでかす(性的なことに固執したり、女性を追い回すとか?)
ことのないようにと、太陽礼拝が生み出されたと聞いた覚えもある。
そうなると、エネルギーを生み出すヨガであるならば、若いインド人男性には逆効果かも❔
ただ、ヨガは陰陽のバランスを整える作用があることからすると、
エネルギーが過ぎる場合 = 発散させる
エネルギーが弱い場合 = 充足させる
これならば、合点がいく!!
どちらにせよ、私たちのエネルギーをそれぞれのちょうどいいバランスに整えてくれるのだ。
もちろん、そのバランスも自分である程度内側の感覚に意識を向けながら行っていく必要もある。
ヨガでは、頑張らないを基本とし、人と比べないで今の自分にフォーカスする。
同じ動きをしていても、いつもと感覚が違う日もあったりして
そこから、自分自身の今の心身の状態をはかる目安にもなったりする。
私自身は気が上がっているときに、太陽礼拝をするとなんだか頭がクラクラするのを感じるからだ。
身体と心は繋がっている
ついつい、無理をしたり、自分に嘘をついたり、ごまかしたり
それが日常化している人もいるだろう。(私もそうなんだけれども、、、)
社会とつながり生きていくためには、多少なりともそういった側面も必要となる。
しかし、自分を自分で愛することなしに本当に生きることは難しいのも事実。
このバランスをどこでとるのか、思考ではなく身体が教えてくれるそのSOSを頼りに
もう少し素直に生きていきたい。
魂にこびりついたエゴをはがせば、純質な自分がでてくるから!!
そう信じて、今日もヨガを誰とも比べず、頑張りすぎないところで粛々と続けていきたい。
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