ヨガインストラクターになって4年目。
まだまだ、未熟ではあるがなんとなく自分の中の引き出しが増えて
あらゆる状況に対応しながら、目の前の方の身体を私なりにスキャンして
必要なヨガを取り入れることも少しずつできるようになった。
ヨガを教える立場になってわかったこと。
それは、ヨガに取り組む姿勢でその方の内面的な要素がわかりやすくでてくる。
顔をゆがめながら必死になっている方や、最初から頑張らないと決めてゆるゆるの方。
もちろんその日の状態によっても違うけれど、
その方の性質はヨガにかかわらず、物事に向き合う姿勢にでるんだなと思った。
そして、様々なアーサナがあるが、どうしても難しいとか
できないなんてことも人それぞれにある。
それをまず、受け入れることが大切。
できる、できないじゃなくて、
ただありのままの自分を受け入れるだけ。
これが案外できない。
自分をどうにかして、柔軟性が必要なポーズにたいして、筋力を使おうとしたりする。
緩めるところで力んではうまくいかない。
また、バランスのポーズでは、バランスをとることばかりに気がいってしまい
呼吸を止めてしまうこともしばしばある。
呼吸を最優先にしつつ、体幹の強さを引き出しつつ、肩はリラックス
これって、本当に口で言うほど簡単ではない。
私はヨガを伝えていく指導者でありながら、マットからはなれた人生で
自分をどうにかこうにかコントロールしようとしていた。
できない自分、思い通りにかない自分。
それでいいじゃないか。
「無理しなくていいですよ!!」
いつもお声がけしていた言葉。
今の自分にこそ必要な言葉なんだと気が付いた。
その力みを手放し、自然と調和しつつ、自分と全体との繋がりを感じられる
そんなヨガを自分自身の深いところに教えつつ、
皆様にも共有しながら、深淵なるヨガという世界を学び続けたい。
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