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赤塚植物園の水仙 水彩画F6
3月3日に高校時代の親友と会ったのです。
彼女はこのプログの始め10/14日“こころ病む友へ”に記している友です。
毎年,暖かくなり春の花々が咲いたら、今年こそ花見にいきましょう!と
誘って10年・・・今年もそんな手紙を出しました。
そうしたら返事が来たのです。
【蘢居を解きて真白な便箋に友から嬉しい桜の便り】
当日,東武東上線成増駅で待ち合わせました。約束の時間より早く行き、
私が待つように心しました。 質素ながら気品が漂う彼女です。
改札口から出て来るのに、すぐに分かりました。
しかし、お互いに顔には10年分の皺を刻んでおり、月日の流れは
隠せませんでした。彼女は薬の副作用のせいで補聴器を使用していましたが、
良く聞こえるといって、直ぐに〇〇ちゃんと学生時代の親しい呼び名に変わりました。
成増から国際バスで10分程の区立美術館へ。。。
赤塚溜池公園では梅祭りの最中で、大勢の人出でした。
ふたりは地元の手作りの無料甘酒を戴き、美術館、東京大仏を見て赤塚植物園へ。
ここは若かりし頃、ふたりで・・・
(万葉集に詠んである植物が、植えられていて万葉の恋歌が立て札に標してある
そうよ)とワクワクして行った、思い出の場所です。
今もとっても優しい園で、目のご不自由な方にも楽しんでいただけるよう、
芳香のある花木を植え、点字の説明板をつけた香りの散歩道もあります。
珍しいニリンソウ、ミツマタと・・・
ハンカチの木(五月の連休頃に白いハンカチの様に下がる苞。近郊では狭山市の智光山、埼玉公園の中でも、私はこの木を見た事があります。)
この日はミツマタが満開で また傍には白水仙が日陰となった園内に
重々しく彩を添えていました。
【筆持ちて水仙の前に佇めば日は翳りきて花のさびし絵】
彼女に少しなりとも外出という前向きな面が出てきたことに
喜びを隠せませんでした。次回足立区の西新井大師に咲くという
4000株の牡丹を見に行こうと約束をしました
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