<あなたへの手紙…!>

加齢と比例し記憶は薄れ身体能力は欠ける日々
模索しながら、頑張って登る八十路坂その生活を備忘録を
ここに綴ります!

緑陰に溶け込む無住居の秩父霊場・・・!

2008年10月18日 | 日記
            
              (秩父霊場2番真福寺)
 御詠歌 
       【めぐりきて願いをかけし大棚の誓いもふかき谷川の水】 


  
        (秩父霊場二番真福寺)           (秩父霊場三番常泉寺)

真福寺は車一台やっと通れる、かなり厳しい登り道が続きます。対向車が来たらアウトです。
はらはらしながら駐車場らしき空き地へ到着ホットしました。無住居の、入母屋造り銅葺き屋根で
三間四面の質素な寺院です。3番の常泉寺と、いずれも欄間に 施された彫刻は見応え有ります。


【朝影の古寺に起ち一心のおもい伝えて寺の鐘打つ】


【まなかいに武甲の山が聳え立つ君の嘘など小さき事なり】

        
       (秩父霊場4番金昌寺)        (秩父霊場5番五歌堂)


      御詠歌 金昌寺
       【あらたかにまいりておがむ観世音二世安楽と誰もいのらん】

      御詠歌 五歌堂
       【父母のめぐみも深き語歌の堂大慈大悲のちかいたのもし】
  

金昌寺は、山門にかけられた大ワラジと、山腹の石仏が見事です。石仏の寺として有名だとか!
五歌堂は、田んぼの里道の際にこじんまりとした山門の、赤い色が目立ちます。
廻りには囲いも無くオープンな佇まい・・・・

この語歌堂の言われは、観音堂にあるとき一人の僧が現れて、主<本間孫八>と二人で夜を
徹して和歌を詠みあったが、夜明けに僧の姿はなく、ただ和歌を詠み会った記憶だけが残された
孫八は、僧を観音の化身であろうと考え、この堂を“語歌堂”と名付け信仰するようになったとか!
 私は、どうかいい短歌が詠めます様にと長く長く、手を合わせ
  ここ語歌堂は、無住居なので、納経所のある離れた長興寺まで、歩きました!



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