姫路市 なかむら整骨院~日本初・医学的根拠ある整体~

内海聡医師、薬害研究センター認定セラピスト。日本初、医学誌に掲載された整体。

愛犬『ロク』です。

2010-11-09 | Weblog
こんばんは。


昨日、僕が幼少の頃からお世話になっている神主さんに、

双子の子供の名前を命名して頂きました。


八十歳の神主さんで、昔から僕の父親代わりと云えるくらいにお世話になっています。


昨日も、たくさんのお客様がある中、僕のワガママを聞いて下さいました。

最近の名前は、昔世代の方には理解し難いと思います。


芸能人に然り、一般的にも然り…


そんな僕達夫婦も、希望する名前を言いますが、字画が合わなかったりで、ナカナカ決まりません。


ちなみに、産まれてくる子供は、てっきり男の双子だと思ってた僕は、

『やすし・きよし』

か、

『紳助・竜助』


にしたいなぁ~と、家内には却下されるであろうとは思いながら、少し楽しんでました。

家内は、双子の男の子なら、僕に似てしまうやろ…

多分、漫才の『ダッチ』みたいな感じやわ…

『幽体離脱~っ』とかやるで…
と言ってました(悲)。



実際、産まれて女の双子と知り、

だったら、

『まな・かな』かな?と、

字画を気にせず、こんな感じで考えてしまってました…



しかし神主さんも、

子供の幸せを願い、

僕達夫婦の願いも引き受け、

数時間僕と向き合って下さいました。


そんな背中を見てると、数日前に読んだ本を思い出しました。



『太宰春台の「産語」にある話し。

老人が松の苗木を植えていた。


通りがかりった君主が老人に年齢を尋ねた。



「85になります」


君主は笑った。



「その松が立派な木材になっても、自分では使えないだろうに」


と。



85翁は言った。



「国を治めている人のお言葉とは思えませぬ。


私は、自分のためではなく、


子孫のために植えているのです。」




君主は恥いるほかはなかった。 』



この一文にも『気付き』がありますよね?



次の世代の為に出来る限りの努力をしてやる。


昨日の神主さんの背中は、次世代を見てくれていました。


感慨深くなり、


『下書きの数枚の原稿を思い出に欲しい』と言いました。



自分だけのためではなく、皆の為に人生を歩めたら素敵ですね。



僕は偉そうに言えず、自分で精一杯ですが、


最近の外交を見てると、みんな自分勝手なんですよね?



それぞれ、文化は違えども、平和は世界の共通言語でないのかな…



愛犬『ロク』の目を見て、

平和な時間を過ごしています。
コメント
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