お客さんからスキーウエアのガード加工をたのまれました。
お盆休みは、海外でスキーだそうです
『ご自身で防水スプレーをしてもあまりきかない』とのこと・・・
よく効かすには、クリーニング屋さんもひと手間かけてるんです
そういえば、こんな話があります・・・・
この内容は クリーニング店に依頼するガード加工(撥水加工)では なく
家庭で 市販のスプレーを購入し自分で加工される場合の注意事項です。
ある人の体験談です・・・
翌日、スキーに行く予定のAさんは 前日 自分の部屋で スキーウェアに市販のガード加工をすることを思い立ちました。
部屋には 石油ストーブが たかれ結構暖かい状態だったそうです。
スキーウェアを吊し 上、下を丹念にスプレーをかけました。
それが終わりしばらくすると すごい寒気が襲ってき 頭はがんかん熱もあっという間に 40度近く上がってしまいました。
そこでお医者さんに見てもらうと、やはりカゼでは なさそう・・・
それで そこにいくまでの行動をいろいろ聞かれ 原因がすぐに分かりました。
原因は 締め切った暖かい部屋でガード加工スプレーをし、それが肺に吸い込まれ
肺がガード加工されたためでした。
また 以前あった事故ですが スキー場の駐車場でスキーウェア
をガード加工するのに車内を締め切りスプレーしたので
車内の全員が 上記の様な症状になり 救急車で運ばれたとのこと。
この様に 市販のガード加工スプレーを使用する場合は くれぐれも換気に
気を付けて下さい。
また ただスプレーしただけでは 大した効果は 得られません。
クリーニング店では 加工した後 高温乾燥し アイロンを当てられる物は
アイロンの熱でしっかり 固着させます。
そうすることで 本来の力を 発揮してきます。
ただ スプレーするだけでは 本来の力の2~3割程度しか効果は ないでしょう。
自分でした方が 安上がり!
しかし 効果は その安い分しかない事を知っておいて下さい。