あれからもう30年か…。ちょっとだけ、センチメンタルな独白。
最近、ふとした瞬間に脳裏に浮かんでくる。あの人はもうどこにもいないけれど、その面影もあの日々も何ひとつ変わることなく、消えない傷となって心の奥に刻まれている。この鈍い痛みこそが、あんなにも鮮やかに生きたあの人が、この世界に存在したという証だ。
肉体はいつしか滅びる。歩み続けた道もいつかは途切れる。けれど、まばゆい光を放 . . . 本文を読む
言霊って、あるよね。意志を持って発した言葉には魂が宿る。逆もしかりで、実現させて命を吹き込みたい事柄を言葉にする。
hydeさんは、「永遠」とか「運命」という言葉をよく使う。きっと、いろんな葛藤を繰り返しながら進んできた、彼の人生の根底を成すものなんだろうな、と思う。
hydeさんって、感覚と思考のバランスをしっかりとコントロールできる人だと思う。鋭く研ぎ澄まされた感性を持ちつつ、冷静に計算が . . . 本文を読む
また今年も巡って来た。日付だけが刻まれていく貴方のバースデー。止まることなく過ぎていく時の流れ。喜びも悲しみもとどまることなく。昨年の今日は思ってもみなかった。私の中に新たな命が宿っている。あれから15年。こんなにも幸せな毎日を送れるなんて思ってもみなかった。あの頃の私が焦がれていた幸せが、今ここにある。そして、15年経った今も、あの時の貴方の輝きは私の胸に。新たな幸せと、消えない輝きと。様々な想 . . . 本文を読む
また1つ歳をとりました。いや、本当に月日が経つのは早い。大学卒業してこっちに出てきてからもう11年も経つんだな。振り返ればいつもどこか満たされなくて、いつも何かを探しているようなそんな葛藤の10代、20代でした。あの頃必死で考えたこと、一生懸命に感じたことが私の礎になっているなぁとしみじみ思い返したりして。苦しい思いもしたし、情けない思いもしたし、こうやって進んでいく先には何が待っているのかと怯え . . . 本文を読む
うわぁ~頭の中が、干からびた紙粘土みたいにカチンコチンな感じ。L'さんネタにすら手が伸びていかない…。今日、会報が届いていたのですが、ちょっと今は開ける気になれないな。いちばんは疲れが原因なんだろうと思う。仕事もいまいち調子が乗らなくて。同じところをどうどう巡り。書類を机に積み上げたまま、とっとと帰って来ました。疲れてグダグダな脳みそのくせ、最近いろいろ思うところが多くて。思考回路も . . . 本文を読む
青い光って、落ち着く。ざわついてた心が凪いでいく気がする。ぼんやりと青い光を感じながら。深呼吸をして。深い海の中から海面の光を眺めるように、ゆったりと漂って。「Cradle」の歌詞が浮かんでは消え…。 過去も未来も何も無い &n . . . 本文を読む
「私の心の片隅には、消えることのない氷の結晶がある」ふいに思い出した。自分の心の中をそんな風に書き綴ったことがあるなぁって。時には、大きくなって氷河期のように心を固く覆い尽くす。時には、ぽかぽかと温かな気持ちに溶けだし、片隅で小さく光る。決して消えることのない、氷の結晶。どれだけの人に愛されても、満たされない。何度抱き締められても、満たされない。ちゃんと、愛されてきた。ちゃんと、愛されている。ちゃ . . . 本文を読む
この瞬間に、死んでもいい…そう思えるほどの幸せな瞬間、どれだけの人が経験しているのでしょうか。人の心が、満タンに満たされるなんてこと、あるのでしょうか。どんなに幸せな瞬間でも、微かに心のどこかに隙間風が流れていくのがわかる。どんなに幸せな瞬間にも、どこかで、第三者のように俯瞰している自分を感じる。パーフェクトな幸せなど、あり得ない。100%満たされることなんて、あり得ない。だから、目 . . . 本文を読む
ものをつくるということ。新しいものを生み出すということ。何を得て、何を失っているのか、時々分からなくなる。形ある物を世に送り出す、という仕事に憧れて、今、ものづくりの世界を歩んでいる。胸を張って歩いていたつもりだったけれど…どんどん進化する文明社会。ある意味、とても豊かで便利な暮らし。でも、その背後で失われていくものを思うと、生みだすという行為に疑問を感じてしまったり… . . . 本文を読む
淡々と溢れる愛を綴った言葉の1つ1つに、大粒の涙が流れている。亡くしてしまった大切な人、それは何物にも代えられない。けれど、あなたの進む道には、たくさんの愛しいものとの出会いが待っている。だから、大切な人が愛したあなたのままでいて。 「貴きものは死に、貴きものは生まれる。 生まれる、死ぬ。生まれる、死ぬ。 かくて人生は常に新しく、常に新鮮である。 貴きものが死ねば、又貴きものが生まれる。」 . . . 本文を読む
「一期一会」…一生に一度だけの機会。生涯に一度限りであること。それは、誰もが、何かしらの形で通り過ぎ、深く胸に刻まれているであろう出会い。「あの時」の自分に戻れたならば、と、切なく振り返る思い出。いつまでも消えることなく、「あの時」のままに。あの刹那、心に灯った明かりが、今も消えずに心の奥で揺れている。どれだけの年月を通り過ぎても、「あの時」のまま。もう二度と会うことの叶わない、貴方 . . . 本文を読む
あなたが歩む道はきっと優しい光に包まれている。たくさんの愛が、あなたの未来に降り注いでいる。あなたが灯してくれた胸の奥の淡い炎は、あなたに降り注ぐ愛の光となり、いつの日も、優しくあなたを包んでいるから。迷わずに、信じた道を真っ直ぐに歩んでいて未来を見つめる瞳の輝きをなくさないでいていつまでも、優しい灯りで照らしていてただ、ただ、願う。いつの日も、あなたが幸せでありますように、と。あなたを取り巻く全 . . . 本文を読む
10月22日、彼が生きていたならば、今日で43歳。止まることなく時は過ぎていくのに、彼は永遠に28歳のまま。あれから、14年。 彼に憧れて、彼のように輝きたくて、背伸びをして、必死に手を伸ばして、でも届かなくて。くじけた事もあった。投げ出した事もあった。けれど、ありのままの私でいいのだと、そっと包んでくれる強く優しい存在を知り、ありのままの私を抱き締め、共に歩んでくれる愛しい人に出会い、悲しみや、 . . . 本文を読む