氷点下の虹

ささやかな日常の記憶と…
HYDEさんと羽生くんを愛でる独り言ブログ
since 2007.10.22

読書欲

2009-04-20 13:33:01 | Book
出産後は日々いっぱいいっぱいで読書欲なんて全くなかったけれど、最近 無性に本が読みたくなってきました。今一番読みたいのが、東野圭吾さんの「パラドックス13」。あと、宮部みゆきさんの「英雄の書(上)(下)」。いつも文庫本しか買わないのですが、これは購入を考えたりしてます。文庫化される頃には読める時間が増えるだろうか;;最近やっと少し昼寝をするようになったモモちゃん。その調子よ♪(只今お昼寝中。)今日 . . . 本文を読む
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『さまよう刃』 東野圭吾

2008-06-04 19:05:55 | Book
L'7東京ドーム2日目の移動時間と待ち時間で読み上げてしまいました。本を読みたくて、1時間前に会場に着いたとも言いますが、何か?(笑)。(ライブの日に何をやってるんだか;;)少年犯罪の被害者、加害者、少年犯罪を追う警察官たちの葛藤。いろんな立場の人のいろんな想い。長年議論されながら、未だ解決を見ない。自分自身、当事者になってしまったなら、一切の綺麗事を剥ぎ棄てて、その立場の意見をただただ貫き通すし . . . 本文を読む
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今、読んでます。ぼちぼち。

2008-05-08 21:48:00 | Book
「死というものは、生のひとつの形なのだ。この宇宙に死はひとつもない。」冒頭の一文に心を持っていかれてしまって。あっという間に手に取ってしまいました。宮本輝さんの「にぎやかな天地」。上下巻あるので、しばらくはこの本と過ごします。 . . . 本文を読む
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本に巡り合うまで

2008-04-15 22:51:14 | Book
次に読む本を選んでいる時間が、好きです。小説にしても、何にしても、もう、選ぶ段階で何かがスタートしてるんです。次はどんな時間を過ごそうか…。どんな世界に浸ろうか…。読みたいもの、欲しいものはいくつもあって、でも、今ここでどれを選ぶかによって、この先の過ごし方が決まるわけで。何時間か、何日間か、忙しい時なら、何週間、何ヶ月。じわじわと読み進めていく間のワクワク感を考えつつ . . . 本文を読む
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ガリレオの望遠鏡

2008-04-14 22:39:00 | Book
本屋で見つけて衝動買いしてしまいました。「大人の科学マガジン ガリレオの望遠鏡」ついつい、好奇心をくすぐられてしまうんですよね、こういうの。昔から工作とか手芸とか大好きで。しかも、望遠鏡。こんなの見せられたら、急に星とか見てみたくなっちゃって。まぁ、どのくらい見えるのかはわかりませんが(笑)。「大人の科学マガジン」、本屋に行く度に気になって仕方がありません。万華鏡の時も、買おうかどうか悩んで。結局 . . . 本文を読む
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『誰か somebody』 宮部みゆき

2008-04-07 21:02:41 | Book
人は、一生の中で、どれだけの過ちを犯すのだろう。正しくないと知りながら踏み出す瞬間を、幾度通り過ぎて行くのだろう。大きくも、小さくも、心に残るしこりを抱えて…。人は、一生の中で、どれだけの真実から目を反らすのだろう。何事もなかったことにして、気付かぬふりをして。自分を守るために。大切な誰かを守るために。傷つけ合い 愛し合い何が正しいのか。何が間違っているのか。正解のない道を手探りで歩 . . . 本文を読む
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『犯人のいない殺人の夜』 東野圭吾

2008-03-22 17:40:55 | Book
久々に本のレビュー。東野圭吾さんの『犯人のいない殺人の夜』という短編集。「愛」…「殺意」…対極にあるかに見える両者が複雑に絡み合い、人を刹那の狂気へと導く。愛ほど人を支え、勇気づけ、優しく包み込んでくれるものはない。愛ほど不安定で不確かなものはない。愛するから強くなれるし、愛するから弱くもなる。定まらない愛のバランスを保とうと必死でもがき…そして、悲しい結 . . . 本文を読む
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『蟲師 9巻』

2008-03-08 00:05:09 | Book
待望の『蟲師 9巻』。やっと読みました。早速1話目から、キュンと切ないお話。今回は、「一人の人間の存在とは」…みたいなテーマが取り上げられていたような気がします。人の一生、記憶、幸せ、寂しさ、優しさ、いろんな想いが交錯して。たとえそれが、どのようにして生まれた命であったとしても、共に過ごした時は何物にも代え難く、その命は、たった一つの大切な宝物であって、注いだ愛が色褪せることは決して . . . 本文を読む
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『宇宙への秘密の鍵』 ホーキング博士

2008-02-22 00:09:01 | Book
電車の中吊り広告でみつけて、ちょっと読んでみたいなと思った一冊。いろんな方の書評を見てみましたが…うん、そうね、読んでみたいかも。小・中学生向けの児童書なんだそうですね。でも、宇宙に関する記述は新しいものばかりで、とても勉強になる…らしい。その他の、ストーリー的なことに関しては、やはり子供向けになっている…らしい。ホーキング博士の論文とか書籍を読んだことが . . . 本文を読む
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『BANANA FISH』

2008-02-07 20:58:14 | Book
何度引っ越しをしても捨てられない漫画、「BANANA FISH」。出会ってから、もう15年くらい経つでしょうか。マフィア、ストリートギャング、ドラッグ、ホモ。普通だったらちょっと手を出さなかったであろうと思われる話なんですが。面白いからと言って貸し付けられたのが始まりだったような気がします。あとはただただ、夢中になって読みました。とにかく、主人公のアッシュに魅かれてしまって。人に懐かない山猫のよう . . . 本文を読む
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『レキシントンの幽霊』 村上春樹

2007-11-22 00:30:42 | Book
人間の心に潜む魔物…全体的にそんな言葉が頭に浮かぶ短編集でした。特に衝撃を受けたのが、「緑の獣」というお話。突然、庭の木根元から這い出てきた、醜い緑色の獣。夫は仕事に出かけ、一人で帰りを待っていた妻は、その獣におびえます。けれど、獣は、妻に危害を加えることもなく、ただ、妻のことが好きで好きでどうしようもなくてこうしてやって来たのだというのです。どうやら、心の中が読めるらしいその獣は、 . . . 本文を読む
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『星々の悲しみ』 宮本輝

2007-11-17 00:01:04 | Book
生と死…。宮本輝さんの作品を通して、いろんなことを考えさせられました。『星々の悲しみ』もそんな作品の一つです。「自分がいままさに死にゆかんとしていることを知らないままに死んでいく人間などいないと、 ぼくは思う。」束の間知り合った友人の死に直面する青年。とうの昔にこの世からいなくなった多くの小説家たちが、生きているときに何を書かんとしたのかを知りたいという願望のもとに、小説を読みふける . . . 本文を読む
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『分身』 東野圭吾

2007-11-12 05:26:00 | Book
生命とは一体何なのか…東野圭吾さんってこの手の話多いですね。人格って、人生って、生命って、何をもってそのアイデンティティを確立するのか…。鋼の錬金術師にも出てきました、「キメラ」って。どんな形で生まれようと、1つの命として懸命に生きていることに何の違いもないし、その価値を比較することなんてできない。けれど、やはり、異質であることを否定できないその命。ただ、幸せにその命を . . . 本文を読む
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『さよならの代わりに』 貫井徳郎

2007-11-06 05:24:04 | Book
(結末を想像したくない、という方はスルーしてください。)時空SF的なお話。命あるもの、形あるもの、時間のベクトルに逆らうことはできない。過去という時の狭間に無くしてしまったものを、取り戻すことはできない。起きてしまったことを、取り消すことはできない。それでも人は、過去に思いを馳せる。もう一度、あの時に戻ることが出来たなら…と。もしも…もしも本当に「あの時」に戻ることがで . . . 本文を読む
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『虹を操る少年』 東野圭吾

2007-10-31 05:24:35 | Book
光を奏でる少年と、それに感応する若者たち。色彩感覚に優れ、人の発する光を読み取る能力を持つ一人の少年が現代社会に伝えようとしたメッセージ。オーラ、後光、ひときわ強い光で大衆を惹きつけた宗教の教祖たち。そして、そんな教祖やカリスマを排除しようと躍起になった権力者たち。繰り返される、異種、新種、排斥の歴史。気づくこと、感じること、そこからきっと何かが変わる。AWAKE… . . . 本文を読む
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