年末年始、映画漬け企画の最後を飾ったのがこの映画です。
(↑最後まで見るのを忘れていた、とも言う;)
会社の先輩に、是非見てくれと薦められて。DVDを持たされて。「ただし、B級を通り越して、C級だからね」と念を押されて。本家の「日本沈没」をまだ見ていないのですが、こっちを見てしまいました。
なんとも微妙な、というのが正直な感想でしょうか。話は、タイトル通りの内容で、日本以外が全部沈没したという設定のお話です。かなりブラックなところも多くて、可笑しかったり、ゾッとしたり。日本以外の国がなくなったらあんな風になってしまうのかな~なんて。食料も燃料も高騰して、島国の閉鎖的な性質剥き出しで、外国人を差別して。
ウルトラマンの特撮のようなビル爆発シーンや、大陸が沈んでいく時の安っぽい映像には笑ってしまいました。オープニングタイトルは昼メロ風だし。所々で、笑わされる部分もありつつ、最後にため息(笑)。いろんな意味で、楽しませていただきました。
原作は筒井康隆さん。
高校生のころだったか、同じく筒井康隆さんの「霊長類南へ」という本を読んだのですが、あれはもう、ゾッするを通り越して、吐き気がしました。東西の核戦争で破滅していく人類の話だったのですが、パニックを起こした人類の残酷さ、身勝手さ、負の部分、愚かな部分をこれでもかというくらいに描いてあって、どうしようもなく気持ち悪くなってしまいました。
この手の話はちょっと苦手で、ついつい、出来る事なら目を瞑ってやり過ごしたいなと思ってしまいます。筒井さんの本はそれ以来読んでいません。「霊長類南へ」は、かなりのトラウマです。こんな作品ばかりではないだろうとは思うのですが;;この世の中で一番怖いのは、人間だなんて、悲しいな。
「東京タワー」「ゆれる」「酒井家のしあわせ」のレビューはボチボチ書きます。あぁ、本が読みたい。
そんな映画あるんだねwちょい見て
みたいわぁ。。。
で、私も霊長類はトラウマだ。思い出してしまったじゃないか~~あんなシーンこんなシーン!!
早く何か観るか読むかして上書きしなければ・・・
不純に楽しめたよ 笑。
そういえば、ちょっと前にレビュー載せた「パプリカ」って映画も、原作が筒井康隆さんだったな。
いつ見たんだろう。
あの、尾道の風景の虜になって。
細い石の階段とか、見てるだけでたまらなくってさ。
でも、本は読んでないんだ。
筒井康隆は、本よりも映画で出会うことが多いな。
「霊長類南へ」・・・・悪夢だわ。
映画「フランケンシュタイン」と並ぶ2大悪夢よ。
私は未見だけどブラピの「セブン」やメル・ギブソンの「ブレイブ・ハート」もかなり苦しめそうだよね。
その他、注意すべき作品として「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ボーイズ・ドント・クライ」「ミスティック・リバー」など。
ある意味「死霊のはらわた」のほうがまだ傷は浅くてすむような気がするよ・・・
と、ぜんぜん心を清められていないんだけど、どーしよー
しっかりやらかしたよ。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は事前にリサーチして回避した。
あぁ、怖い、怖い。
ウミガラスか!?
またキャッツとか見に行きたいね~
心を清めるのにもってこいじゃん?
まぁでも当分はライブ漬けだなぁ 笑。