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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

全日本大学野球選手権  波乱続出。新しいヒーローも続々

2015年06月10日 | 大学・アマ野球

≪全日本大学野球選手権大会≫ ~神宮・東京ドーム~

【第1日】
九産大(福岡六) 3-0 仙台大(仙台六)
大商大(関西六) 4-1 西日本工大(九州)
上武大(関甲新) 6-1 近大工(広島六)
東農大オホーツク(北海道) 5-3 富士大(北東北)
城西国際大(千葉) 3×-2 西南学院大(九州六)
東亜大(中国)  3-2  奈良学園大(近畿)


【第2日】
大体大(阪神)  7-4  東日本国際大(南東北)
皇学館大(東海) 1-0 福井工大(北陸)
京都学園大(京滋) 6-3 愛媛大(四国)
東海大北海道(札幌) 3-1 立命大(関西)

~2回戦~
東亜大(中国)  4-2  愛知学院大(愛知)
九産大(福岡六) 4-0 東海大(首都) 




全日本大学野球選手権は2日目を終了。

昨日の午前中、
東京は雨模様でしたが、
そこは【梅雨の祭典】の運営に長けた大学野球界。

神宮で予定されていた試合は、
雨の止みそうな時間と予報されていた午前11時に第1試合を開始するというフレキシブル日程で、
何事もなかったように開催されました。
さすがです。

さて、
試合の方です。

Bブロックに、早稲田、専修、東海など有力校が集結し、
そこにドラ1候補も続々と集結しているという組み合わせ。

いったいどんな戦いが・・・・・・
と思っていたのですが、
この2日を終了して、
波乱が続出しています。

というよりも、
各地区の代表校に、
本当にほとんど差がない・・・・・といった方がいいのかもしれませんね。

初日の注目は、
ドラ1候補と言われる熊原(仙台大)と多和田(富士大)のピッチング。

しかしこの初戦、
熊原は13三振を奪ったものの、
九産大の高良との剛腕対決に敗れて初戦敗退。

そして多和田は、
リーグ戦中に痛めた故障が回復せず、
無念の敗退をベンチで見なければなりませんでした。

この2人の『注目の剛腕』は敗れ去りましたが、
代わって熊原に投げ勝った九産大の高良、
そして大商大の岡田が、
ド派手に『全国デビュー』を果たしました。

高良は3年生。
来年のドラフトの目玉に、
一躍名乗りをあげました。

そして岡田が計測したこの日の最速は151キロ。
スカウトの度肝を抜き、
一躍『2階級特進』ぐらい自分の評価をあげました。
ドラ1候補といってもいいかもしれません。

こう見ると大学球界、
やはり『才能の宝庫』です。
目が離せません。

ワタシがこの日注目していたのは、
なんといっても九州の名門・西南学院大。

57年ぶりの出場で、
聖地・神宮で存分に自分たちの力を発揮しましたが、
球運がわずかに相手の城西国際大にあり、
初戦を飾ることはできませんでした。
無念のサヨナラ負けでした。

勝った城西国際大に、
懐かしい名前を見つけました。

監督の佐藤清氏。

この名前を聞いてピ~ンと来る人は、
よほどの高校野球好きか大学野球好きですね。

佐藤清氏。
またの名をマックス佐藤。

天理高校ではその長身で甲子園を沸かせ、
早稲田でも異彩を放っていた選手です。

ちなみに”マックス”とは、
その頃ドリフの『8時だよ全員集合』に出ていた【ジャンボマックス】に似ていたところから命名されたもの。

その佐藤さん、
城西国際大で監督をやっていたんですね。
既に就任9年目だそうです。

懐かしい名前を聞いて、
城西国際大の名前、
頭に完全にインプットされました。


明けて第2日。

この日は昨年の覇者であるディフェンディングチャンピオンの東海大が、
九産大に完封負け。
早くも姿を消すという波乱がありました。

東海大は初回、
ドラフト候補のエース吉田が乱調で4点を先制され、
焦りから打線が機能せずに九産大の軍門に下りました。

やはり大会の入りというのは難しい・・・・というのを実証したような試合でした。
前日に試合を行っている九産大は、
初回の入りで東海大を圧倒し、
そのまま逃げ切るというまさにゲームプラン通りの試合を行いました。
好投手・高良を擁していますし、
一躍大会の台風の目になってきました。

同じ東海大では、
東海大北海道がこちらも難敵の立命館大を下してうれしい2回戦進出。

力があると思われていた立命館大は、
サイドスローの東海大北海道のエース・山根を打ち崩せずに初戦敗退となりました。

これで前日の東農大オホーツクに続き、
北海道勢が2校ともそろって初戦を突破する快挙。

北海道の野球のレベルは、
高校、大学共に、
どんどん上がっていっていると思いますね。

これも”日ハム効果”でしょうか。

ということで、
どんどん大会が進んでいくこの全日本大学選手権。

今日はいよいよ、
早稲田大、専修大という”両巨頭”も登場します。



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