SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

日馬富士 全勝でV

2012年07月23日 | 相撲

大相撲名古屋場所は千秋楽を迎えました。

ほぼ30年ぶりぐらいに、
全勝での横綱・大関の落日決戦。

館内は大きく盛り上がりましたが、
相撲はあっけない勝負でした。

今場所は断然動きのいい日馬富士が、
白鵬を寄せ付けずに完勝。
3度目のVを全勝で飾りました。

日馬富士は、
動きの質が見事なもので、
今場所に限って言うと『とめる者は誰もいない』状況でした。

来場所も今場所同様の体調を維持すれば、
おのずと≪綱≫も見えてくるでしょう。
まさに『横綱にかなう~』相撲でした。

さて、
先場所以来の相撲っぷりを見ると、
もはや『白鵬1強時代』には終止符が打たれたようですね。

ワタシに見えるのは、
白鵬がやや【勤続疲労】で力を落とし、
大関以下の力士が力をつけてきたという図式です。

まだまだ大関は、
『6人いるうちの誰かが好調』
と言う感じで、
ひとりが突出して来ているわけではありませんが、
白鵬に全く歯が立たなかった1年前とは、
状況は確実に変わってきているのではないかと思っています。

来場所、
期待通りに日馬富士が横綱の地位を射止めることが出来るのか、
それともいつも【心】の問題で壁を突破できない稀勢の里や把瑠都の巻き返しはあるのか。

昇進時の勢いはなく、
なんとなく大関の地位に居ついてしまいそうな琴奨菊・鶴竜や、
もはや大関として風前の灯になりつつある感じの琴欧洲なども、
巻き返すことが出来るのでしょうか。

ワタシが最も期待する妙義龍は、
大関への足掛かりをつかむことが出来るのでしょうか。

来場所は、
どんな場所になるのでしょうね。

その前に熱い夏のさなかの【夏巡業】
頑張ってください、お相撲さんたち。


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2 コメント

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平成の照国は日馬富士関 (日馬富士ファン)
2012-07-24 19:13:14
伊勢ヶ浜部屋の日馬富士関全勝優勝は、横綱照国以来の快挙。照国とは…入幕後7場所の史上最年少23歳4カ月で横綱に。69連勝の無敵の横綱双葉山と5回対戦し3勝2敗。全盛期の双葉山が同じ相手に3敗したのは照国だけ。地方巡業でも双葉山は照国に敗れた。横綱在位10年。三役になってからの勝率は双葉山に次ぐ。相撲を取ると色白な肌が桜色に染まった。通称「桜色の音楽」。だが争いを好まず内気で温厚な人柄。力士になるのを嫌い、時間があれば勉強したり、読書するおとなしい少年だった。そんな照国が、父の急死や兄の出征など家族の悲運を乗り越えるため、相撲取りの道に進んだ。自分が堪え忍び、母と弟たちを窮地から救おうとした。息子を不憫に思う母は猛反対したが、照国は泣いて故郷を後にした。だが優しすぎる照国は駆け出しの頃、相撲が弱く、「力士としてやっていくのは無理だ」と親方に破門された。両国橋で途方に暮れて泣いていた照国に手を差し伸べ、家族のように温かく育ててくれたのが、同郷の幡瀬川。故郷の母は照国を祈り、わが身に井戸水を浴びる過酷な「願掛け」を行った。「万蔵を救ってけれ。私の寿命を縮めてもいいから」と寒中でも体に水をかぶった。照国が大病を患って危篤になった時も、母は一心不乱に看病し息子を救った。苦労しすぎた母は若くして逝く。照国は「あばぁ。あばぁ」と、亡き母を叫びながら泣いて相撲を取った。病気やケガに苦しみながらも、母を支えに必死に踏ん張り、連続優勝を果たした。照国は故郷の母や家族を支えに、必死に人生を駆け抜けた。照国は語っている。「故郷にいた時が一番の幸せだった」と。貧しくても家族睦まじく、百姓しながら暮らした少年の日が忘れられなかったという。参考…秋田魁新報「秋田が生んだ横綱照国物語」 平成の双葉山が白鵬関なら、照国は日馬富士関だろう。 
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待望される新横綱 (まめちち)
2012-07-25 08:39:18
日馬富士ファン様、コメントありがとうございます。
大相撲を熱く語れる方、尊敬しています。
もっともっと盛り上がっていってほしいですね。
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