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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

黒田引退を発表  覚悟の最終登板はいったいいつ?!

2016年10月19日 | プロ野球

広島黒田博樹投手(41)が、
広島市内で会見を開き、
ついに今季限りで現役を引退することを表明した。

黒田の引退。。。。。

大事な日本シリーズ初戦を前に、
”男気・黒田”の、
チームを日本一にするための『一世一代の大博打』ですね。

通常で考えれば、
引退を決意していたとはいえ、
その発表と会見はシリーズがすべて終わった後になるはず。

しかし黒田はあえて、
引退の発表をこの日に設定しました。

そこには黒田らしい、
『なんとしても広島を日本一に』
という強い気持ちが、
垣間見えます。

これでカープの選手は、
より一層『勝たねばならん』と燃えてくることでしょう。

日ハムも武田勝が、
『俺の為に勝て』
とシーズン終盤、
選手に檄を飛ばしていました。

引退するエースピッチャーが、
それぞれのチームのモチベーションを挙げる。
今年の日本シリーズは、
なんだか面白いことになりそうです。


さて、黒田です。

『純パの男』を自認するワタシは、
実は黒田がアメリカにわたるまでは、
さほど注目するピッチャーとして観ていたわけではなく、
そのピッチングも年に何回か巨人戦の時目にするだけ・・・・・という感じでした。
(ちなみにアマチュア時代も、高校は大阪で甲子園に縁なしだったし、大学は東都リーグ所属だし……ということで、黒田が実際に投げる姿は、プロ入りするまで見たことがありませんでした。)


しかし海外FAで海を渡りMLBに挑戦したときから、
特別な存在の投手となりました。
それはとりもなおさず、
ワタシがファンのドジャーズのユニフォームを着たから。

昔から『投手に対する援護がチョ~少ない』ドジャーズというチームで奮闘する黒田を見るにつけ、
『これは黒田を応援せねば』
とせっせとNHKのBSにチャンネルを合わせていました。

そこで目にする黒田の安定感抜群のピッチングに、
『彼はすごいな』
といつも感じていました。

皆さんわかっていることだとは思いますが、
ドジャーズ時代の4年間の黒田の成績は41勝46敗ですが、
ドジャーズの打線がもっとまともであれば、
少なくともあと10勝は上積みできたと思っています。

ヤンキース時代は3年間で38勝ですからね、
1年間で少なくとも3勝ぐらいはロスしていたということですね。

そんな『ややバックの援護に恵まれない』中で、
安定感抜群にQS(クオリティ・スタート)を淡々と毎試合積み上げる黒田の評価は、
年齢が上がる都度に高くなっていきましたね。
日本人の野球ファンとして、これほど鼻の高かったことはありませんでした。

そして昨年、
20億ともいわれるメジャーのオファーをけって広島へ復帰。
その時はもう、
自分自身で『あと1,2年ぐらいしか現役はできないだろうな』と重々わかっていたんでしょうね。

その中でカープの投手陣に素晴らしい福音をもたらし、
今年はエースのマエケンがくしくも黒田の古巣であるドジャーズへ移籍していったにもかかわらず、
育てた若手が次々に結果を出し、
自身も苦しい状況をおくびにも出さずにローテを守り続けて10勝。

そしてカープは、
歓喜の25年ぶりセ・リーグ優勝を飾ったのです。

彼の劇的な野球人生そのままの、
素晴らしい1年となりましたね。

そして最後の舞台である日本シリーズで、
自身を、
そしてチームを鼓舞する大博打をこの日うったというわけです。


正直ワタシ、
『大谷がいる』というその一点だけで、
この日本シリーズは”日本ハム有利”と思っていましたが、
何やら面白いことになってきそうです。

カープはCSを見ていると『チーム状態がイマイチかなあ』と思わなくもありませんでしたが、
これでチーム全体に『気持ちが技術を凌駕する』というベースができましたよ。。。。

いずれにしても、
ワタシが見たいなあと思うのは、
マツダスタジアムでの第1戦、
大谷vs黒田
の投げ合いです。

カープとしては、
戦術としても『2・3戦必勝』でジョンソン・野村を投げさせた方が、
ひょっとしたら優位に運ぶかもしれません。

もし第1戦の先発が黒田となったら、
広島ファンのボルテージは、
最高潮になることでしょう。

そしてカープの若手の選手たちも、
『黒田さんを、手ぶらで帰らせるわけにゃあいかんけ~のお』
ということで、
MAXの気合で”打倒大谷”を目指すことでしょう。

そしてそんな気合を待っ正面から受け止めて、
”野球漫画から飛び出したヒーロー”大谷がどんなピッチングを見せるか。。。。。。

そんなことになったら、
おしっこちびっちゃいそうになっちゃいます。(汚い表現で、ゴメンナサイ)


いや~~~~~

黒田投手。お疲れさまなんて、まだ言いませんぜ。

最後に『長く記憶に残るピッチング』たのんまっせ!!!



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