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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第89回選抜高校野球大会 第2日  甲子園の神様は、いる!

2017年03月21日 | 高校野球

≪第89回選抜高校野球大会≫ ~甲子園~
【第2日】

第1試合 盛岡大付(東北)10×-9 高岡商(北信越)
第2試合 報徳学園(近畿)21 -0 多治見(21世紀枠・東海)
第3試合 前橋育英(関東) 5 -1 中村 (21世紀枠・四国)


第2日の甲子園。

春の香りに乗って、
21世紀枠の2校が甲子園に登場しました。

第2試合では、
多治見が自分の野球をさせてもらえずに大敗。

そのあと第3試合で、
あの”24の瞳”中村高校が、
準優勝に輝いた時以来40年ぶりに、
聖地・甲子園の土を踏みました。

そこでNHKも粋な演出。
第2試合と第3試合の間、
そう、中村高校が登場する直前に、
大会の名シーンを集めた『熱球の記憶』で中村高校のシーンを持ってきて、
盛り上げてくれました。

ワタシは中村高校があの当時と同じユニフォームで、
チームカラーも変わることなくロースコアを守り切るスタイルで戦いきってくれたこと、
本当に感激しっぱなしで、
大声援に乗って戦う姿に涙腺は緩みっぱなし。(年とったなあと、自分でも思います)

当時の事やらなんやら、
いろいろ思い出させてくれる戦いぶりでした。

元来ワタシは四国のチームが大好き。
その中でも高知のチームには特に思い入れがありますが、
『本気で応援できる』高知のチームは、
ここのところ甲子園にほとんど登場してくれませんから、
久しぶりに熱く応援できるチームの登場に、
盛り上がらないわけがない・・・・・という状況でした。
(高知商、土佐、伊野商に高知。。がんばれよ~)

至福の2時間弱でした。

昨日の試合は、
ただ『前橋育英が強かった』ということ。
それでもできることはすべてやり、
がんばった試合だったと思っています。


そして最後。

2死3塁。
『何とか1点を・・・・・』
の願いもむなしく転がった”最後の”セカンドゴロ。

『ああ、万事休す』
と思った瞬間、
そのゴロは2塁手の前で大きくイレギュラー。
2塁手のグラブをはじきライトの前に転がって、
中村は『あの春』以来の待望の得点を、
甲子園に刻み込みました。

この瞬間、
ワタシは『甲子園の神様がお作りになった、粋で最高の演出だ~』
と思ってしまいました。

中村高校のすべての人、選手、関係者、
そして40年待ちに待ったOBや地域の人たち、
それに中村高校ファン。高校野球ファン。

それらの数多の人たちの願いを忖度し、
素晴らしく粋な『ご褒美の1点』をくれたのだと、
勝手に思ったりしています。
(情緒的過ぎかな?!)

そしてその次の打者も、
魂のヒットでつないで意地を見せました。

中村高校。
素晴らしい戦いぶりだったと思います。

この貴重な経験を生かして、
またこの舞台に、
今度は夏の厳しい予選を潜り抜けて、
戻ってきてほしいと思います。


ああ、
やっぱり高校野球は、
いいなあ。。。

それぞれの人たちがそれぞれの学校にドラマを乗せて、
思い入れいっぱいに見ることができる大会。
やっぱり離れることは、できません。


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