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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第82回選抜高校野球  出場校紹介

2010年03月03日 | 高校野球

桜咲く弥生3月。

オリンピックも終了して、
いよいよウィンタースポーツから、
通常のスポーツへの移行期です。

ここ数週間はオリンピック関連のことばかり書いていましたが、
ガラッと雰囲気を変えて、
これからのスポーツに目を移しましょう。

さて、
まずは選抜高校野球の話題から。

昨年の高校野球界は、
花巻東旋風が吹き荒れ、
菊池雄星投手の話題で持ちきりでした。

そんな中、
センバツの決勝は清峰花巻東
選手権の決勝は中京大中京日本文理
という対戦。

決勝進出4チームのうち、
実に3チームが初優勝を目指すという年でした。

それどころか、
清峰の長崎県、
花巻東の岩手県、
日本文理の新潟県は、
長いこと【野球不毛の地】と呼ばれ、
県勢の勝率も下から数えるのが早いようなところばかり。

そんな3チームが、
見事な戦いぶりを見せての、
決勝進出でした。

近年言われていることですが、
再度言いましょう。
【高校野球の地域差は、もはやない】

おまけに、
清峰も花巻東も、
日本文理にしても、
いずれも『野球留学生』中心のチームではありません。
地元生中心のチームです。

要するに、
学童(小学校)の時代からしっかりとした技術を教えられている今の子供たち、
どの地域でも素晴らしいチームを作ることが出来る、
ということなのでしょう。

野球の経験者が親になって、
子供の野球に付き合って再度野球にいそしむ姿が、
そこかしこで見られる昨今。

野球というスポーツの裾野も、
全国津々浦々まで広がっているといっていいのではないでしょうか。

さて、
前置きが長くなりました。

第82回を迎える選抜高校野球が、
3月21日から、
甲子園球場で始まります。

今年は32の代表校が、
全国から選ばれてきました。

『地域差はない』
をキーワードに、
今年のセンバツの戦力を分析していきたいと思います。

第1回目は、
出場校の紹介です。


≪第82回センバツ高校野球大会 出場校≫

 校名  出場回  投  攻  守   総合    寸評
【北海道】
北 照  (10年ぶり3) 85 85 80 85 エースで4番の又野中心。打線の破壊力はピカ一。道内の期待を一身に背負う大型チーム

【東北】
秋田商   (秋田・4年ぶり6) 85 75 80 80 防御率男・片岡中心の堅い守り。小技も使い得点力アップを目論む
盛岡大付(岩手・7年ぶり2) 80 80 80 80 安定した攻守で、初の1勝を狙う。2枚看板の投手陣で最小失点に食い止めれば面白い。

【関東・東京】
東海大相模(神奈川・4年ぶり8) 95 90 85 90
 一二三の豪腕が見もの。初戦突破がカギか。無難に乗り越えれば優勝も見える候補
花咲特栄(埼玉・7年ぶり2) 85 85 90 85 秋は戦力が分散した中で実績残す。潜在能力高い選手が揃い、Vも視野に
東海大望洋(千葉・初)  85 75 85 80 悲願の初出場なる。ディフェンスからリズムを作る典型的なチーム。打線が火を噴けば・・・
前橋工(群馬・15年ぶり4) 75 75 75 75 久々の出場だが、未知数の部分も多い。発展途上チームが甲子園での大化けを狙う
帝京(東京・3年ぶり14) 90 90 85 90 140キロ越の3人を擁す投手陣。持ち前の長打力に加えた機動力も武器のV候補
日大三(東京・8年ぶり17) 80 90 85 85 チームとしてはまだ発展途上。しかし、潜在能力は抜群で、打線の力で勝負する。

【東海・北信越】
大垣日大(岐阜・3年ぶり2) 90 90 90 90 
秋の日本一。エース左腕葛西の安定感抜群。8月以来負けなしの快進撃で一気にVへ
中京大中京(愛知・3年連続30) 85 90 85 90 夏春連覇を狙うには、エース森本の復活がカギ。打線の破壊力は折り紙つき。
三重(三重・15年ぶり10) 80 85 80 80 夏に続いての連続で経験者が引っ張る。センバツで攻略されづらい左腕のエースで勝負。
高岡商(富山・4年ぶり4) 85 80 80 80 心強いエース鍋田の安定感。雪が多く調整が懸念されるが、力は十分に持っている。
敦賀気比(福井・2年ぶり3) 80 80 80 80 
これといった特徴はないが、個々の能力は高い好チーム。1勝して波に乗れるか。

【近畿】
神戸国際大付(兵庫・5年ぶり3) 90 90 90 90 
エース岡本が軸だが、それだけではない力強さ。5年前の4強突破して悲願を狙う。
大阪桐蔭(大阪・3年ぶり4) 90 95 90 90 潜在能力の高さとまとまりでV有力候補。大物打ちがいないぶんつなぎで得点する。
立命館宇治(京都・6年ぶり2) 
80 80 85 80 攻撃力は鋭く、先行逃げ切り。1点差ゲームに強く、データよりも試合で怖いチーム。
神港学園(兵庫・4年ぶり5) 90 85 85 85 エース前仲と4番伊藤が投打の軸。周りのサポートあれば、思わぬ快進撃も狙える。
天理(奈良・3年連続20) 85 95 85 85 打線の破壊力は大会屈指だが、勝負になったときにどうなるか。強さと脆さ同居するチーム。
智弁和歌山(和歌山・2年ぶり9) 
85 90 85 90 勝負強さは大会屈指。エース不在だが、鋭く振り切る打撃は相変わらずの破壊力。

【中国・四国】
開星(島根・2年連続2) 90 85 85 85 
山陰初の優勝旗を目指して、自信満々で乗り込む。白根の豪腕が見どころ
関西(岡山・3年ぶり10) 90 85 90 85 
実力派3年ぶりの登場。絶対のエース・堅田を擁し、虎視眈々と頂点を狙う。
広陵(広島・3年ぶり22) 90 90 85 90 隠れ優勝候補の一角。監督曰く、夏準優勝の3年前より「すべての面で上」
今治西(愛媛・4年連続12) 85 80 85 85 戦い方を知る甲子園常連。壁を破るには投手力の整備が急務か
高知(高知・3年ぶり15) 80 85 80 80 正捕手離脱の後遺症が心配。夏は3年連続出場。初戦突破で波に乗りたい

【九州】
嘉手納(沖縄・初) 80 85 85 85 
九州大会Vはダテではない。かさにかかって攻める攻撃は迫力十分。甲子園を味方に。
宮崎工(宮崎・初) 85 80 80 80 ザ・完投のエース浜田。実戦経験多い選手が多く、競り合いには自信を見せる。
興南(沖縄・2年連続4) 95 80 85 90 島袋の左腕にすべてをかける。3点取れば絶対だけに、打線の奮起が待たれる
自由が丘(福岡・初) 85 75 80 85 層の厚い投手陣で勝負。激戦の福岡を勝ち抜き自信深める。打線は長打力を持つ

【21世紀枠】
山形中央(山形・初) 75 75 70 75 
全くの初出場で、何とか1勝を狙う。エース横山の左腕がはまると面白い戦いに
向陽(和歌山・36年ぶり15) 80 75 75 75 久々見参の”海草中”。嶋の魂を胸に、一戦必勝で大旋風を起こすぞ
川島(徳島・初) 75 70 75 70 変化球で打ち取る4人の投手揃え、接戦をものにする”普段着野球”での旋風を狙う。

 

 






















 


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