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第90回選抜高校野球大会 戦力分析

2018年03月12日 | 高校野球

第90回選抜高校野球大会の戦力分析です。

今年は記念大会ということで、
例年より4校多い36校が出場します。

昨年は大阪桐蔭と履正社が決勝で史上初の大阪決戦を行い、
大会が大いに盛り上がるとともに、
大阪勢のレベルの高さを見せつけました。

今年もその傾向は変わらず、
圧倒的な強さを誇る大阪桐蔭が史上最強レベルの戦力を引っ提げて選抜連覇を狙います。

優勝争いはこの大阪桐蔭を抜きに語ることはできませんが、
それだけではない1試合ずつに魅力があるのが高校野球。

昨年でいえば報徳学園や東海大福岡など、
大会前にはさほど注目されなかったチームが、
一気に勢いに乗って上位進出ということがよくあるのが選抜大会。

今年はレベルの高いチームが多く、
激戦も予想されています。
記念大会にふさわしい激戦が、
連日繰り広げられることでしょう。



≪第90回選抜高校野球記念大会≫

【出場校戦力診断】

北海道・東北(4校)        投   攻   守  総合 ランク 
駒大苫小牧(北海道) (4)   75  80  80  80  C 
強打のコマトマ復活の春にできるか。勝利へのカギはエース大西が握る。
聖光学院(福島)   (5)   80    85  85   85  B 
歴代最強を自負する強力打線。甲子園経験豊富で、勝ちのツボを知るのも強み。 

花巻東(岩手)    (3)   75  80  80   80   C  
打線に大物うちはおらず、投手陣も4枚の継投。しかし粘り強さは出場校中上位。
日大山形(山形)   (4)   80  75    80  75  C
昨夏に続く連続出場で復活の予感。投打ともにまだ出来上がっていない感じだが、ポテンシャルは高い。


東・東京(6校)          投   攻    守  総合 ランク  
中央学院(千葉)   (初)    85  80  80  80  C+ 
未知数の初出場だが、エース大谷が4番も打つ大黒柱。関東大会時のように粘れるか。
明秀日立(茨城)   (初)    75  85  80  80  C+  
強打で大会に旋風起こしたい。兄に続くエース細川は、投手経験少ないが伸びしろ抜群。
東海大相模(神奈川) (10)   85  85  85  85  B+ 
エース斎藤が復調すれば東のV候補に躍り出る。接戦を取れない”癖”が上位進出には最も心配。
慶 応(神奈川)   (9)     80  75  75  75  C  
左腕生井がエースに成長。打線は上位打線がどれだけ得点できるかにかかる。
国学院栃木(栃木)  (4)     75  70  75  75  C-  
戦力的には正直厳しい。しかし秋は粘って接戦をものにしてきた強みがある。
日大三 (東京)   (20)   75  85  80  80  B-  
昨年に比べるとスケールでは劣るが、団結で上回る。打線はつながり重視。

東海・北信越(6校)        投   攻    守  総合 ランク  
静 岡 (静岡)     (17)     80  85  85  85  B+ 
スキのない好チーム。十分に頂点を狙えるだけの力はある。勢いが欲しいこの春。     
東 邦 (愛知)   (29)       80  90  85  85  B+  
秋はわずか1敗で、優勝候補の一角として乗り込む。打線の破壊力は大阪桐蔭の向こうを張る。
三 重 (三重)   (13)   75  80  80  80  C  
打線の破壊力はかなりのもの。投手陣が安定してマウンドを守れれば、快進撃の可能性もある。  
日本航空石川(石川) (初)      75  85  80  80  B- 
粘りの航空に、今年は破壊力が付いた。どんなタイプの投手でも打ち崩してきた自信胸に8強以上狙う。
星 稜 (石川)    (12)  85  75  80  80  C
奥川と竹谷の2本柱で失点の計算ができる。冬の練習で、どこまで打線のレベルアップができたか。
富山商 (富山)    (6)    80  75  75  75  C-
やや小粒な戦力ながら、がっちり守って好機にたたみかける王道野球で進撃を狙う。

(6校)              投    攻   守   総合 ランク 
大阪桐蔭(大阪)   (10)  90  95  95  95  S
”世代最強”どころか、”史上最強”の呼び声も高いスーパー軍団。甲子園では負けるところが想像できない。
智弁和歌山(和歌山) (12)  80  90  85  85  B+

高嶋監督が打倒大阪桐蔭を掲げる。力の差はあるが、強力打線の破壊力は往年の力強さを感じさせる。
近 江(滋賀)      (5)   80  80  80  80  C+ 
実戦で鍛えたゲーム勘がチームの力の源泉。穴はない好チームに仕上がっている。滋賀3校のうち、最後まで残りたい。
乙 訓(京都)     (初)      85  80  80  80  B-  
新チームからなんと78試合を戦い実践力を強化。厳しい京都の秋を勝ち上がり初の大舞台だ。   
彦根東(滋賀)     (4)     80  75  80  75  C 
昨夏甲子園経験したエース左腕増居が健在。打線は小粒も、昨夏見せたような足を使った攻めを見せたい。
智弁学園(奈良)    (12)   75  90  80  85  B 
一昨年の選抜制したチームよりも打線の破壊力は上回る。投手陣に不安を残すが、狙いは2度目の全国制覇。

中国・四国(7校)         投    攻    守  総合 ランク 
おかやま山陽(岡山)  (初)   75  75  80  75  C+ 
打線の破壊力は全国レベル。昨夏からの連続出場のため、甲子園慣れしているアドバンテージを生かしたい。
下関国際(山口)    (初)     80  75  80  75  C+ 
夏の甲子園の勢いそのままに、しっかりとした戦いができた秋。全国の強豪に、どのくらい攻守が通じるか楽しみだ。
瀬戸内(広島)     (3)    75  75  80  75  C 
注目は1試合4本塁打の主砲・門叶。主砲の前にランナーをためて、大量得点を取り逃げ切り図りたい。
明徳義塾(高知)    (18)    90  85  90  90  A 
大会屈指のタフネス右腕・市川が浮上のカギ。秋の全国制覇で、ナインが自信を持ったのも大きい優勝候補。
英 明(香川)     (2)      75  75  75  75  C-  
公式戦では様々な試合に対応し、いろいろな勝ち方を体験。数字以上のたくましさを備えるチーム。
松山聖陵(愛媛)    (初)     75  75  80  75  C-
秋はすべて接戦を取って勝ち上がる。全国の強豪に対して、果敢に足攻を仕掛ける。
高 知(高知)     (18)  75  75  75  75  C-
特徴のないのが特徴。しかし意外に勝負強く、しぶとい戦いが得意。ライバルにもらった春に、関係者も燃える。


九州(4校)             投    攻   守   総合 ランク 
創成館(長崎)     (3)    85  85  85  85  A- 
多彩な投手陣とパンチ力のある打撃であの大阪桐蔭を破った。あの時の戦い方をすれば、全国制覇の可能性も十分だ。
富 島(宮崎)     (初)       80  80  75  80  B-  
公立の普通校が、どんなチームを作り上げたのか全国から興味を持たれているチーム。果たして甲子園でどんな足跡を残せるか。
東 筑(福岡)      (3)       85  75  80  80  B 
サイドのエース石田が大黒柱。昨夏の悔しい経験生かせれば、今度は甲子園に校歌をとどろかせることができそうだ。
延岡学園(宮崎)     (3)         75    80  80  80  C+ 
打って守って、ツボにはまるとものすごい力を発揮する。選手層が厚いのも特徴で、どんな選手が飛び出すか注目だ。

21世紀枠(3校)         投      攻    守      総合    ランク 
由利工(東北・秋田)  (初) 
 80     65  75  70  D  
初顔ながら、140キロエース佐藤を擁して県大会優勝を飾る。決して侮ることのできない好チームだ。
膳 所(近畿・滋賀)  (4)   65     60  70  65  D  
データ班がデータを蓄積、IQの高い選手がそれを持って戦い抜く。相手データ取得の時間が十分ある初戦の戦い方には、注目が集まる。
伊万里(九州・佐賀)  (初)      75     70  75  70  D+
 
攻守に際立った特徴はないが、戦い抜く気迫は十分。昨秋の佐賀大会で見せた接戦を取る野球で、何とか1勝を狙う。


次回は、大会の展望です。

 

 


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