≪ラグビーワールドカップフランス大会≫ ~フランス~
【準々決勝】
アルゼンチン(D2位) 29 ー 17 ウェールズ(C1位)
ニュージーランド(A2位)28 ー 24 アイルランド(B1位)
イングランド(D1位) 30 ー 24 フィジー (C2位)
南アフリカ (B2位) 29 ー 28 フランス (A1位)
いやあ、すごかった。
まさにラグビーワールドカップの神髄を見せてもらった、
ものすごすぎる4試合でした。
まず第1試合。
日本を破ったアルゼンチンが、
好調のウェールズに対してどんな試合を見せるのか注目していましたが、
前半ビハインドを負ったスタートとなったアルゼンチンが、
じわじわとキックで追いすがっていって、
後半スパークしましたね。
キックで逆転してから再逆転され、
そこから火が付きました。
トライを挙げて再々逆転すると、
最後には独走で試合を決定づけるトライを奪い29-17と快勝しました。
一進一退の攻防は見ごたえがありましたが、
ワタシの目にはなんだかアルゼンチンが一枚上のようにも見えました。
第2試合は、
ラグビー史に残る激闘といってもいいかもしれません。
戦前は苦戦が伝えられたオールブラックスが、
世界ランク1位でこの大会でも絶好調のアイルランドに対し、
切れ味鋭い攻撃を見せて28-24で逃げ切りました。
途中オールブラックスはシンビンで難しい時間も多かったのですが、
何とか守り切りましたね。
最後36フェーズにわたるアイルランドの攻撃は、
ホント息ができないぐらいの緊張感でした。
まさに「これぞラグビー」と言った感じのシーンで、
多くの人に見てもらいたかったシーンですね。
昨日の第3試合、
日本とも戦ったイングランド、
後半30分に追いつかれましたが、
ここから見事なドロップゴールを決めて、
こちらも逃げ切りました。
フィジーがフィジアンマジックで4強の座をもぎ取るのか?とも思いましたが、
さすがにイングランドは試合巧者ですね。
そしてそして、
先ほど終わった第4試合。
第2試合のオールブラックスvsアイルランド戦がラグビー史に残るのではないかと思われる激闘でしたが、
こちらもそれに負けず劣らず、というか、
こっちの試合の方がさらに大激闘でした。
最後の最後まで、
どっちに転ぶかわからない試合で、
ワタシも手元モニターを見ながら、
大コーフン状態に陥ってしまいました。
それにしても両チーム、
ものすごかった。
なんだか「ものすごい」としか言いようのない試合で、
それしか感想はありません。
会場の雰囲気もすごくよかったし、
長く心に残る試合でした。
やっぱり南アは、
予選プールよりも決勝トーナメントで、
より力を出すチームですね。
フランスは優勝候補のNo1といってもいいチームでしたが、
無念の敗退となりました。
それにしても。。。。
なんだか、
言葉がありません。
なんか言おうとすると、
言葉に詰まってしまう。
「まあ、試合を見てくれよ!」
それしか言えないような、
凄さがありましたね。
ラグビーの面白さ、
まさに全開でした。
そして・・・・
まだ、大会は準々決勝が終わったばかりなんです。
ここから先、
まだ4試合も残っているんです。
準決勝のカードはこちら
第1試合 アルゼンチン ニュージーランド
第2試合 イングランド 南アフリカ
第1試合は、
キレのある両チームのぶつかり合い。
オールブラックスが全開となれば有利だと思いますが、
アルゼンチンも調子を上げてきていますからねえ。
特にキックで得点を重ねられるのが彼らのストロングポイント。
どんな試合展開になりますやら。
第2試合は前回のワールドカップ決勝の再戦。
イングランドは期するものがあると思われますし、
南アフリカは前回同様、
決勝トーナメントでグッと力をあげてきている感じがします。
両チームともに、
追い詰められたときの強さは何?!
ってぐらい、
ピンチでも動じません。
さあ、
今回はどんな結末が待っているのか。
それにしても、
4チームのうちの3チームが、
予選プール2位のチームの下克上。
う~ん、
しびれます。
そしてその3チーム、
いずれも南半球のチームです。
そう、
ラグビーというスポーツは、
発祥は北半球のヨーロッパですが、
それを発展させてきたのは南半球の国々。
今大会は、
南半球のチームが意地を見せて、
大会を盛り上げています。
やっぱり日本も、
混ぜてもらいたいな~この仲間に。
北半球にあるけど。。。。。。
ってなことで、
もうすでにこの週末が待ち切れません。
どんな結末が待っているのか、
ラグビーワールドカップ。
日本の試合が終わったからと言って、
大会はまだ終わってませんよ~!!
盛り上がるのはこれから。
さあ、
激闘を観戦して、
ビールで乾杯!!!
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全試合どれもこれも・・・。
まさに意地と意地のぶつかり合いとはこのことでしょう。
特にアイルランドVSニュージーランド。
ラストの攻防なんてすごすぎます。どちらも。
37フェーズミスすることなく攻め続けたアイルランド。必死に食い止めるニュージーランド。
ホントすごかった。
まめちちさまが言われてるようにホント他に言葉がありません。
あと開催国フランスVS南アフリカ。
一進一退の攻防でお互い譲らない展開(フランスのFWの突進はすごかった!)
最後ボールをこぼさなければどうなっていたでしょう。
結果的にコルビのスーパーチャージが勝敗を分けましたね。
今回は終始安定した試合運びで大声援の後押しもあり、ついにフランスの初優勝かなと思っていましたが、
またしてもベスト8での敗退で終わってしまいました。
結局、予選プールで南アフリカを破ったアイルランドにニュージーランドが勝利し、
そのニュージーランドを破ったフランスに南アフリカが勝利するという、まさに南半球勢の意地、プライドを見せてくれましたね。
オーストラリアの予選敗退をはじめ、ここにきて南半球勢の凋落か?と心配しました。
特にニュージーランドの不振。およそ似つかわしくないランキング位置。
ここ最近の低迷ぶりを表すかのような初戦のフランス戦なんかを見ていると、今大会厳しいなと正直感じました。
もう、もどかしくてもどかしくて・・・。
しかし、腐っても鯛、オールブラックスはオールブラックス。
随所に見せる華麗なパスワークなんか、やっぱりオールブラックスは健在なんだなと、確信しましたよ。
次戦は勢いに乗る難敵アルゼンチンですが、やってくれるでしょう!
普段はイングランドを応援していますが、今大会はオールブラックスを全力で応援しますよー。
せめてもの思いですが黒Tを着て早朝4時にスタンバイです!
PS
ウェールズのダン・ビガーがまだ健在だったのがちょっとビックリで嬉しかったですね。
2015W杯で一番印象に残った選手で、驚異の決定率に、どんな角度、距離でも絶対ど真ん中を通してくる正確さ。
またルーティーンが個性的で、絶対真似されていると思います。(笑)インパクト直前の動きが好きだなあ。
あと、なんといってもルックス。メチャクチャ渋いです。
今大会で代表引退とのことですが、間違いなくウェールズ史上ナンバーワンプレイヤーだと思います。他あんまし知らんけど(笑)
そういえば高校生の頃ウェールズが好きで応援してたなあ・・・ポール・ソーバーンも含めて。
(やっぱりソーバーンのゴールキックは異常だわ・・・)
やっぱりワールドカップはすごいですね。
日本は敗れましたが、
大会はここからだ!と思っていたら、
その通りの試合ばかりで痺れっぱなしです。
それにしてもどの試合も、どのチームもすごい。
やっぱりワールドカップは別ものの大会なんですね。
それを強く意識させてくれる大会です。
どうやら日本の次期監督も、エディーさんではなく、クボタの監督さんが有力のようで。
もう早く次期態勢を整えて、
日本も強化、強化!!
な~んて、終わったばかりなのに、
この準々決勝を見ていて、
はやる気持ちを抑えきれません。
さあ準決勝。
もちろんワタシ、
オールブラックスのコスチュームに身を包み、
朝4時から応援です。