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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

いよいよ村田諒太が、世界に挑む日がやってくる!

2017年05月18日 | ボクシング

5・20≪ボクシングフェス2017 DAY1≫ ~東京・有明コロシアム~
 【WBA世界ミドル級王座決定戦】 12回戦
暫定チャンピオン          同級2位
アッサン・エンダム(フランス) vs 村田諒太(帝拳)  

 【WBC世界フライ級タイトルマッチ】 12回戦
チャンピオン             同級1位
ファン・エルナンデス(メキシコ) vs 比嘉大吾(白井具志堅)

 【WBC世界Lフライ級タイトルマッチ】 12回戦
チャンピオン             同級4位
ガニガン・ロペス(メキシコ) vs    拳四朗(BMB)



5・21≪ボクシングフェス2017 DAY2≫ ~東京・有明コロシアム~
 【WBO世界Sフライ級タイトルマッチ】 12回戦
チャンピオン      同級2位
井上尚弥(大橋) vs  リカルド・ロドリゲス(米国)
 
 【IBF世界Lフライ級王座統一戦】 12回戦
チャンピオン      暫定チャンピオン 
八重樫東(大橋) vs  ミラン・メリンド(フィリピン)



5・20~武田テバオーシャンアリーナ~
 【WBO世界Lフライ級タイトルマッチ】 12回戦
チャンピオン      同級1位
田中恒成(畑中) vs  アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)



今週末は、
ボクシングの世界タイトルマッチ6試合が立て続けに行われる、
まさに『ボクシングフェスティバル』の2日間。

土曜日に日本人として難攻不落と言われたミドル級に挑む村田諒太をはじめ、名古屋でチャンピオン田中の防衛戦に、
比嘉、拳四朗の世界タイトル挑戦の2試合、計4試合が開催。
そして日曜日は、PFPの絶対王者、”怪物”井上尚弥の防衛戦に、”激闘王”八重樫東の防衛戦と、
盛りだくさんの内容です。


この中で世間の注目を一身に浴びているのが、村田諒太の世界ミドル級王座決定戦。
ロンドン五輪の金メダリストの村田諒太は、
期待を一身に背負って4年前にプロ入り。
そこから12戦を経て、全勝というレコードでタイトルマッチまでこぎつけてきました。

オリンピックの金メダリストと言っても、
この『世界最激戦』のミドル級においては、
ここまでたどり着くのは至難の業。

ワタシは村田の初戦からすべての試合を見ていますが、
ここ数試合で確実に成長した姿を見せてきているので、
『機は熟した』
という感じを強く持っています。

ミドル級には現在、
このWBAのスーパー王者を皮切りに3団体でベルトを保持するスーパースター、
ゴロフキンというボクサーが君臨しています。
もう一つの団体の王者はこちらもスーパースター候補のソーンダース。

要するにミドル級の『王者』は現在2人しかいないわけです。
ここに村田が割って入ることを想像するだけで、
もうよだれが出ちゃいそうになるぐらい・・・・・です。

日本でも少し前に話題になったメイウェザーや、
80年代を彩ったレナード・ハグラ―・ハーンズ・デュランなどもミドル級が主戦場。
そう、
ミドル級というのは、
ヘビー級よりも興奮度合いの高い、
まさに『世界のボクシングの主戦場』なのですね。


村田はロンドン五輪で、
まさに日本中の人たちが予想だにしなかった金メダルを獲得して、
世界をあっと驚かせました。

今度はプロの世界で、
その実力が本物であることを、
満天下に示してほしいと念願しています。

村田のこの世界タイトルマッチについては、
その話題を耳にしたり口にしたりするだけで平静ではいられないワタシなので、
現在は『近づいてきたなあ・・・・』というその興奮がMaxの状態で、
落ち着くことができません。

相手のエンダム。
決して『最強の相手』というわけではありませんが、
それでも強敵で、
相手にとって不足などあろうはずもありません。

しかし村田諒太。
まだまだその実力の底を見せてはいないと、
ワタシはそう考えています。

強豪と大舞台で戦うことで、
『我々が知らなかった、本当の村田諒太の凄さ』
を垣間見ることができるのではないか?
そんなことを期待を持って考えているところです。

待ち切れません。

今日にも有明に向かっちゃいそうな自分がいたりして、
興奮を抑え切れません。

本来、
ボクシングの世界タイトルマッチとは、
こうでなければいけないと思います。

試合の前、
期待とともに不安が交錯し、
相手がとてつもなく強そうに見えて、
振り払っても振り払っても、
ネガティブな思考が押し寄せて。。。。。。

そんな外野の声やら思考やらを、
当のボクサーが試合で『そんな心配はいらね~ぜ』と振り払ってかっこいい姿を見せ、
それにファンが興奮のるつぼに叩き込まれる。。。。

それこそがボクシングの醍醐味であったはず。

最近でそれを感じさせてくれたのは、
昨年の長谷川穂積と山中慎介のダブルタイトルマッチや、
井上尚弥がオマール・ナルバエスをKOで破った試合、
そして八重樫東が果敢にPFPのロマゴンに挑んでいった試合と、
三浦隆司の海外での試合ぐらいでしょうか。

『世界タイトルマッチ』は数あれど、
そのほかの世界タイトルマッチは、
なんだか実力差のある相手を選んだ【予定調和的】な試合ばかり。
ボクシングの醍醐味である『魂が震える』ような感動の試合、
少なくなったものです。

村田諒太の試合には、
久しぶりに興奮を覚えています。

さて、どうなることやら。

ワタシの予想では、
勝つか負けるかは五分五分、
どっちにも転ぶ可能性がある【予測不能】なファイトになることでしょう。


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