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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲初場所 上位陣のたたき合いという望ましき結末へ

2022年01月20日 | 相撲

大相撲初場所は11日目を終え、
いよいよ残りは4日。
最後の直線に入ってきました。

優勝争いは横綱・照ノ富士と関脇・御嶽海が1敗で並走。
それを2敗の阿炎が追うという展開で、
3人にしぼられた感じですね。

照ノ富士は1敗を喫したものの、
安定した取り口で3連覇に向けて視界は良好です。
相手に対して受けて立つ「横綱相撲」で長い相撲が多く終盤のスタミナが心配されましたが、
それも杞憂に終わりそうですね。

一方の御嶽海は、
大関獲りという夢に向かって一直線です。
優勝を飾ればおのずとその夢は向こうから転がり込んできてくれることでしょう。

両者の相撲っぷりは突出していて、
付け入るスキはないと思われますが、
問題は「両者の直接対決が、何日目にあるのか?」ということ。

ファンとしてはやっぱり千秋楽の結びの一番で「落日決戦」が見たいと思うのが人情ではないかと思います。
もちろん千秋楽の結びというのは神聖なものであり、
横綱、大関の一番地位の高い二人を当てるのは必定だとは思っていますが、
何しろ正代の情けなさが際立っていますので、
千秋楽の最後が白けた感じで終わるのは願い下げって感じですがね。

ケガとそれに伴う休場が多い貴景勝、
そして地位に伴う実力が大きく疑問視されている正代、
この二人しか大関の地位にない現状を鑑みると、
相撲協会としても「御嶽海を何とか早めに大関へ」という気持ちになるのも、
わからないではないです。

まあ、正代といえば現在は「稀代の夢の国メーカー」と化しています。
毎日毎日、
インタビュールームでの殊勲のインタビューを量産する元凶ってわけです。

どこか体でも悪いのか、
それでなければ実力が伴っていないのか?

負け越してカド番になっちゃあ、
次の場所に8勝か9勝して陥落を逃れ大関として生きながらえる。。。。。。
シャレにもなりませんぜ、この現状。

昨日解説席に座った元白鵬をして、
最後の場所の正代戦は「まともに行ったんじゃ勝ち目はない」とまで言わしめた、
ある意味大器ですよ。

すでに三十路を超え、
残りの相撲人生も見えてくる年齢に差し掛かってきました。
なんというか、
しゃにむに立ち向かっていってほしいですねえ。

昨日の取り組みは、
今場所元気な大ベテラン、
玉鷲と宝富士がともに敗れてガッカリだったのですが、
まだまだ盛り上がってきそうな初場所です。

どうやらここ5,6年続いた「初場所は初優勝を生む」ジンクスは途切れそうですが、
残り4日、
上位2人の激しいたたき合いは非常に興味をそそられますね。




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