今日はドラフト会議で、
明後日からは日本シリーズ。
この季節、
毎年プロ野球の話題で満載です。
しかし同時に行われているアマチュアの野球界も話題は満載。
高校野球は新チームの激闘真っ最中で、
続々と『来春の選抜当確』ランプが灯ったりしています。
そして大学野球でも、
4年生は最後のシーズンとなる【秋季リーグ戦】が今まさに真っ最中。
各代表校が集う『明治神宮大会』へのキップをかけ、
熱戦が繰り広げられています。
大多数の、
『学生野球で野球人生は終了』する大学4年生にとっては、
最後のシーズン。
このシーズンに賭ける気持ちは、
本当に強いはずです。
そしてプロ志望届を出した選手たちにとっては、
『最後のアピールの場』
でもあるわけです。
気合いも入ろうってもんですね。
各地で優勝が決まってきていますが、
春のリーグ戦以上に大激戦となっているのが、
本命不在の東京六大学リーグ。
慶応が先行し、
立教もいい形で追うという序盤でしたが、
明治がじわじわと追いかけはじめ、
法政も先週早稲田に連勝して優勝戦線に殴り込み。
残り2週、
各チームともに最後の対戦を残すのみとなったこの時点で、
早稲田と東大を除いた4チームに優勝のチャンスがあるという、
稀に見る大激戦となっています。
現在勝ち点3の明治は、
次の法政戦で勝ち点を奪えば優勝。
しかし法政も調子をグッとあげてきましたから、
予断は許しません。
法政は春のリーグ戦、
この明治との対戦まで全勝で突っ走っていましたが、
最後の最後に異例の『火曜日決戦』となった試合を落とし、
勝率で大きく上回りながら優勝に届かなかったという悔しさを経験しましたから、
この対戦に賭けるリベンジの思いは強いはず。
もし法政が勝ち点を奪うと、
優勝は最終週の早慶戦にゆだねられることになります。
慶応はその場合、
勝ち点を奪えば優勝です。
勝ち点を落とした場合は、
他校の結果次第ということになります。
何せ【早慶戦】ですから、
早稲田は優勝がなくなったとはいえ、
並々ならぬ闘志を燃やしてくることでしょう。
立教はまず間違いなく東大に連勝して勝ち点を奪うでしょうから、
各校ともに、
まずはこの立教の、
想定される『勝ち点3 8勝5敗』
というのが、
『上回らなければいけないライン』
として設定されることでしょう。
現在の勝敗はこちら。
1.明治 勝ち点3 7勝3敗
2.慶応 勝ち点3 6勝4敗
3.法政 勝ち点2 5勝4敗
4.立教 勝ち点2 6勝5敗
5.早稲田 勝ち点2 5勝5敗
6.東大 勝ち点0 0勝8敗
さあ、
どうなることやら。
勝ち点3での優勝が実現すれば、
いつ以来なんでしょうか?
変わって東都。
亜細亜大が圧勝で5連覇を達成しました。
投の2本柱は健在で、
今シーズンは打線も絶好調でした。
戦力充実の今季、
狙いはこの連覇中どうしても届かない『全国制覇』。
本命として明治神宮大会に臨む今季、
なんとしても『覇権奪回』したいところでしょう。
その東都、
最下位争いががぜん熱を帯びています。
3つの対戦で3戦目までもつれ込むものの、
底をことごとく落として未だ勝ち点0の駒大が大ピンチ。
最終週は亜大戦。
苦戦が予想されますが、
勝って何とか踏みとどまりたいところです。
そして駒沢が勝ち点を取ると大ピンチに陥るのが、
エース島袋を擁する中大。
島袋は、
大学野球で『袋小路』にはまってしまったようで、
かつての小気味のいい、大胆な投球が影を潜めています。
エースと呼ばれるものの、
エースたるピッチングではありませんね。
同じ沖縄出身で、
亜大のエースだった東浜と比較すると、
何とも物足りない感じは否めません。
最終学年に向けて、
待ったなしの時期に来ています。
『甲子園の優勝投手』という肩書で終わるのか、
それとも早稲田・和田、青学・石川のように、
プロに行っても羽ばたく『小柄な左腕』になれるのか、
瀬戸際に立たされている感じですね。
その他の関東のリーグでは、
強豪校が次々に【関東地区大学野球選手権】への出場を決めています。
首都大学リーグでは、
東海大が圧倒的な強さを見せてV。
昨年の明治神宮大会、
今年の全日本大学野球選手権と、
2大会連続で全国へのキップを逃したので、
今季にかける気持ちは強いことでしょう。
2位では春の全日本に続き、
連続での代表を狙う日体大が出場します。
春の全日本大学野球選手権で初優勝を飾った上武大は、
関甲新大学連盟で貫録の優勝。
連覇を狙い代表権を勝ち取る腹づもりです。
神奈川大学リーグでは桐蔭横浜大がV。
昨年の明治神宮大会の覇者ですので、
ディフェンディングチャンピオンとしての登場です。
その他でも東京新大学連盟の創価大や、
ドラ1エースを擁する横浜商大など、
強豪がひしめいています。
これだけの強豪が、
たった2枚のキップをめぐり激突する『関東地区大学野球選手権大会』は、
横浜スタジアムで10月30日から4日間行われます。
関西や東北、九州などの注目地区でも、
それぞれ代表決定戦が行われます。
関西の代表決定戦の組み合わせを見て思ったのですが、
なぜ大体大(阪神連盟)が”スーパーシード”を取っていて、
関学などは取れないのか、
謎ですね。
ということで、
11月17日から始まる、
大学野球の最後を飾る【明治神宮大会】に向け、
最後の熱きバトルが繰り広げられています。
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