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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲初場所 豊真将引退!実直で応援したくなる力士だった!

2015年01月17日 | 相撲

大相撲は7日目を終えて、
やはり白鵬が全勝で単独トップに立ちました。

昨日の遠藤戦、そして今日の高安戦と、
何かいつもの達観した大横綱の相撲というよりも、
土俵上でイライラした感じの相撲っぷりが目立つように感じられ、
少し心配してはいます。

追っていく横綱陣では、
『今場所は動きがいいぞ』
と思っていた日馬富士が、
まさかの金星献上でトップから滑り落ちるという『いつもの展開』になりつつあります。

新婚の鶴竜は、
『今場所は、もっと頑張らんかい!!』
とハッパをかけたくなる相撲ぶりです。

今日逸ノ城に完勝の稀勢の里に、
『今度こそは』
と期待してみますかね。
まあ、今まで『裏切られても、裏切られても・・・』でしたからね~。
どうなることでしょうか。


さあ、その初場所ですが、
昨日大変に残念なニュースがありました。
それは、あの『実直を絵に描いたような力士』であった豊真将が引退を発表したことです。

まだデビュー10年の32歳。
惜しいなぁと思う力士の引退です。

豊真将といえば、
土俵上での深々とした礼の美しさ、
そして所作の素晴らしさが右に出る者がいない、
『相撲に、空手のような型の競技があったら必ず優勝するだろう』
というような、
素晴らしい『力士らしさ』を土俵上で体現してくれた【記憶に残る名力士】といっていい存在でした。

その実直さは、
たくさんのファンを獲得していたと思います。
元寺尾の錣山部屋所属でしたから、
いつもワタシは『やっぱり寺尾は、いい力士を育てたなぁ』と思って感心していました。

もちろん真っ向勝負の相撲っぷりも素晴らしく、
怪我さえなければ三役はおろか、
大関も狙える実力を備えていたと思います。
それだけに実力が十分に出し切れなかった無念さもあったのでしょう。
引退の会見では、
やりきったというよりも、無念の涙が頬を伝いました。

しかし、
その相撲ぶりと所作の美しさを、
今度は弟子に伝えていってほしい、
そして自分が果たせなかった夢を弟子に託してほしいと、
今後への期待の方が大きい力士(親方)です。

お疲れ様でした。

彼は山口県出身。
山口県出身の力士といえば、
ワタシは大ファンだった魁傑(放駒理事長)の姿が浮かんできます。

豊真将もまた、
ワタシの大好きな力士でした。

ありがとう!豊真将!
今後の人生に、
幸多からんことを祈っています。


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