プロ野球 キャンプイン

２月１日。
今年も始まりました、プロ野球のキャンプ。

話題の新人選手も多い中、
今年はＷＢＣ組の早めの仕上げぶりにも注目が集まります。

昔は高知などが【キャンプ銀座】でしたが、
今は沖縄と宮崎にキャンプ地は集中しています。

これから約１か月。
連日『あいつがいい』『こっちの方がいい』と報道が過熱していくことでしょう。
テレビの画面を見て、
ワタシなんかはその暖かそうな気候に訳もなくあこがれを持ちますね。
『こっちはまだまだ寒いのになあ…』ってね。

今年の話題は、
なんといってもまずは日本ハム・大谷くんの動向でしょうか。
『二刀流』でのキャンプ参加となっていますが、
１６０キロを投げた投手としての姿を見てみたい気がしています。

そして１年浪人の末に巨人入りを果たした菅野。
大学球界ＮＯ１の東浜。
その両投手に、大阪桐蔭の剛腕、阪神の藤浪などにも注目ですね。

しかし何と言っても、
ＷＢＣの選手たちの動向が、
最も気になるところです。

『胸に日の丸をつけて』
しっかり戦っていける準備、
頼みますよ。

監督では新監督の千葉ロッテ・伊東さん。
果たして【外様】の伊東氏がチームになじめるのでしょうか。

上位を狙う球団は、
落ち着いて戦力の見極めを行っていくでしょう。

昨年日本一に輝いた巨人は、
今年も自信満々で臨むキャンプになるでしょう。

途中で抜ける、阿部をはじめとしたＷＢＣ戦士たちのことは気になると思いますが、
更に戦力の積み上げをする好機ととらえれば、
むしろチームとしてはチャンスなのではないでしょうか。

日本ハムは田中、糸井という大黒柱が抜けるものの、
後に続く選手たちの底上げでしっかり穴は埋まるはず。
栗山監督の２年目、むしろ昨年よりも楽しみです。

ＳＢはかなり投手陣にいい材料がそろっていますね。
打撃の底上げが出来れば十分に２年ぶりの日本一は奪回できる戦力になることでしょう。

戦力を整えてきた楽天、オリックスにもチャンスが広がっています。

看板の外国人２枚を揃えた楽天は、
投手陣の整備が出来ればＶ争いに顔を出すことも可能。
思いもよらない糸井、馬原らの獲得で、
オリックスも久しぶりに盛り上がっていると思われます。

徐々に戦力の不安が出てきつつある中日は、
今年は我慢の年になるかもしれません。
権藤投手コーチを失った痛さ、
高木監督は身に染みるかもしれませんよ。

５位からの躍進を狙う阪神は、
陣容がガラッと変わりましたね。

藤川、金本、ブラゼル、平野らが抜けて行った穴は、
新加入の西岡、福留、藤浪らで埋める腹積もり。
大声援に応えられるような野球を目指しています。

戦力がダウンするヤクルト、西武は苦しい戦いが待っているかもしれません。
しかし両チームともに若手選手を育て上げる手腕では球界でも屈指。
意外にＣＳには両チームとも顔を揃えているかもしれません。

広島は打線次第。
投手陣は各々が力を発揮すれば十分に戦っていけるはず。
しかし打線は、いまだに核になる選手が見つけられず、
今年も苦戦する可能性が高いですね。

ロッテは全くの未知数。
若い投手陣が多いため、
波に乗ると突っ走る可能性も秘めています。

まだまだ我慢が続くであろう横浜ＤｅＮＡ。
たくさんの戦力をかき集めていますが、
それも自前の選手が育ってこそ光ろうというもの。
自前の戦力をどう育てるのか、
中畑監督の手腕が試されます。


ということで、
この２月１日は、
どのチームのファンにとっても夢が膨らむ１日です。

『え～と、彼が〇〇勝して、彼は〇△勝だろ～』
なんて『獲らぬ狸の何とやら』をしていると、
あ～ら不思議！

どのチームも【楽々優勝】のラインまで届いちゃう。

夢と希望いっぱいの、
２月のキャンプイン当日なのでありました。