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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

熱戦開催中。 ”アキカン”を見に行った。

2015年11月02日 | 高校野球




土曜日の関東地方。

朝からどよよ~~んという曇り空に、
今季一番ともいえる寒さ。

とてもとても『行楽日和』とは言えない1日でしたが、
そんな中で年に一度のアキカン、
秋季高校野球関東大会が開幕しました。

言うまでもなく、
来春の選抜出場校を決める大会。

選抜後の『ハルカン(春季関東大会)』に比べて、
直接甲子園のかかった大会だけに、
選手達の目のつりあがり具合は、
凄まじいものがあります。


近年甲子園でも結構な存在感を示している関東の代表校。
今年も例年のごとく、
好投手あり、打線のいいチームありと、
見どころの多い大会になりそうな予感です。

今年の開催地は埼玉県。

秋の関東大会は7県で15校の代表が集う大会です。

開催県のみ3校の出場、
そしてその県の1位校は、
俗に『スーパーシード』といわれる位置に無抽選で陣取ることとなります。

1校だけ『8強からの出場』となり、
1試合勝てば自動的にセンバツ出場が決まるというこの位置。

今年の大会では、
この位置に『ディフェンディングチャンピオン』にして、
過去5年間で4回の優勝を飾る『絶対王者』の浦和学院が入りました。

そのためこの浦和学院を中心に、
大会は回っていくだろうと予想されています。

その他では、
渡辺監督が退任し、新体制になって臨む初の大会の横浜が、
注目されています。

藤平・石川の投の両輪に公家を中心とした猛打線であの夏の選手権優勝の東海大相模をコールドで葬っているこの横浜は、
力で言えば関東でトップとみられていますが、
初戦の相手が難敵中の難敵である常総学院に決まりました。

昨春の選抜で8強入りしたこの常総学院。
その時のエース・鈴木が残り、
ガッチリとチームの柱に成長しています。

その他では、
甲子園で大活躍した東海大甲府と花咲徳栄が、
いずれも経験十分の145キロエースを擁して、
優勝を狙っています。


そんなこんなで初日の対戦。

いきなり花咲徳栄が登場。
145キロエースとして夏の甲子園を沸かせた高橋が登場。
若干バラつきのある投球でしたが、
ピンチでは速球と精度の高い変化球で三振を奪い、
見事に初戦を突破しました。

甲子園経験のある東海大甲府と木更津総合も、
昨年からのエースが貫録の投球を披露。
甲子園まで『あと1勝』に迫ってきました。


第2日は、
凄いことになりました。

2会場で4試合が行われましたが、
日本航空vs白鴎大足利が延長15回。
そして霞ヶ浦vs文星芸大付も延長15回までもつれる大激戦となりました。

いずれもサヨナラ決着で盛り上がって、
最後はこの日のハイライト、
優勝候補同士の激突、横浜vs常総学院の試合となりました。

ぎっしり満員の球場で行われたこの対決、
先手を取ったのは横浜。

4回に犠牲フライで1点を先制しますが、
5回にすかさず常総は宮里の2ランで逆転。
更に1点を加えて3-1とすると、
あとはエース鈴木が気迫のピッチングを披露。

この大会、
花咲徳栄・高橋、木更津総合・早川らの好左腕がいるものの、
『俺が大会NO1だ!』
とピッチングで証明するような見事なピッチングで、
横浜の猛打線を抑えきりました。

常総はやはり、
強いですね。


そしてここのところ関東大会で顕著になっている、
『北関東勢の強さ』
が今年も発揮されるような感じがします。

浦学、花咲徳栄の埼玉勢に常総、霞ヶ浦、桐生第一など、
いい野球をするチームが実に多い。

ということで、
今日は雨で1日順延になりそうな気配ですが、
勝ち残った各校ともしっかりと疲れを取って、
いよいよ明日の『甲子園をかけた決戦』に臨んでください。

明日の準々決勝。

『勝った方が甲子園』

という戦いです。


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