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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

全国大学ラグビー選手権 決勝   何といわれようとも、とにかく持ち味を生かして

2011年01月10日 | ラグビー
◆全国大学ラグビー選手権大会 決勝

 帝京大 17-12 早稲田大


大学ラグビーの頂点を決める決勝。
対抗戦グループVで2年ぶりの頂点を目指す早稲田と、
大学選手権のディフェンディングチャンピオンでV2を狙う帝京。

力と技の対決に、
大観衆が酔いました。

試合は、
早稲田のBKにとにかく回させないためFWでとにかくボールをキープする作戦を取った帝京が、
前半から試合を支配し、
結局逃げ切り勝ちをしました。

試合内容としては、
やっぱり賛否両論がある戦い方だと思います。

サイズ・強さ共に上回るツイ・ボンドの両FWを軸に、
とにかくFW付近でのラック、遅攻にこだわりましたね。

彼らの戦い方を見ていて、
FWとモールにこだわり、
強いのに”なにかと”いわれ続けた東芝の戦い方を思い出しました。
ワタシは東芝のサポーターなので、
『いいじゃね~か、どんな戦い方でも』
と思っていましたが、
ニュートラルな気持ちで見ていた今日の決勝では、
『う~ン、やっぱりこういう戦い方は、見ていて面白くはないな』
と思っていました。

最近ラグビーのルールを知るにつけ、
「おもしろいなあ」
といつも見ているワタシの息子たちも、
昨日の試合を一緒に見ていると、
「なんかつまんないなあ」
と感想を述べていました。

そう、
【素人受け】はまったくしない戦いぶりでしたね。

たぶん、
昨日の試合では万人に【ラグビーの面白さ】を伝えることは出来なかったと思いますね。

だからと言って、
学生スポーツである【大学ラグビー】に、
勝負にこだわる以上のものを求めるつもりなんて、
毛頭ありませんが・・・・・。

結局、
帝京のFWの集散の速さと、
フィジカルの強さが際立った試合だったと言っていいでしょう。

ワタシは、
今日の試合よりも、
帝京がこの勝利を糧に、
どのように進化していくかの方に興味があります。

ちょうど東芝が、
FW一辺倒から進化して行った様に。

ひょっとしたら、
関東学院大のように、
大学ラグビー界に一大【王国】を築くかもしれませんね。

おめでとう!帝京大学。

出来れば日本選手権でも、
社会人勢やトップリーグ勢を相手に、
自分のラグビーをやりきってください。

どの位通用するか、
非常に興味があります。

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2 コメント

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帝京大の試合運び (まろくん)
2011-01-11 20:18:17
いつも楽しく読ませて戴いています。
優勝した帝京大は、強FWでのモールと共に、前進の起点となるラックもたいへん効果的であったと思います。
私は明治大OBで、かつての黄金期を知る者ですが、明治にこそこのような試合運びをして欲しかった、と試合中思っていました。
次シーズンも、各チームが存分に持ち味を見せてくれることを期待します。
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ラグビーって面白い (まめちち)
2011-01-12 10:25:28
まろくん様、コメントありがとうございます。
ワタシは実際自分でプレーした経験もないのに、あーだこーだとラグビーのことを書いていて、いつも目の肥えた【玄人】の方々には申し訳ないなあ、と思っているのですが、【あくまでも素人目線】にこだわって言いたいことを言わせてもらっています。
ラグビーって、本当にチームの色が出る競技で、面白いですよね。『代表チーム』強化という命題は与えられているものの、やはりワタシとしては各季節ごとの風物詩であるトップリーグ、大学選手権、高校選手権などの国内試合に目が向いてしまいます。
もっとたくさんの人たちに、ラグビーの面白さを知ってもらいたいなあ、といつも思っています。
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