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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ドラ1三本柱打たれ・・・決戦50年ぶり 早慶戦が熱く燃える

2010年11月02日 | 大学・アマ野球
早稲田・斎藤の有終の美を飾る舞台として注目された早慶戦。

しかしこの伝統の一戦が、
そう簡単に終わるわけがありません。

春の覇者【陸の王者】慶応が、
ドラフト1位を3人揃えるという史上稀に見る投手陣を誇る【覇者】早稲田を下し連勝。
勝ち点を上げて、両校が最終戦を終えて並ぶという事態になりました。

明日、1960年秋以来半世紀ぶりの【早慶決戦】となります。

春の王者・慶応はさすがでした。
2年生の2本柱を、バットを振り込んで振り込んで鍛え上げた打撃陣が支えましたね。
リーグ序盤は立教戦で苦しみ、法政戦で勝ち点を落とし、明治第1戦にも敗れました。
この時点では【優勝】からは遠ざかったと見られていましたが、
そこから開き直って盛り返したのはさすがです。

明治・早稲田に4連勝。
「1つも落とせない」状況から這い上がり優勝まであと1勝のところまでこぎつけました。
春のリーグ戦同様、ここ一番での強さには目を見張るものがあります。

さて、早稲田です。
4年間神宮を沸かせ続けた斎藤の最後のシーズン。
斎藤と並んで大石、福井と三本柱がいずれもドラフト1位でプロ入団という、
空前絶後ともいえる強力投手陣を擁し、
早慶戦を迎えるまでは順調に勝ち点4を積み上げていました。

しかし、最後の早慶戦では打撃陣が肩に力が入っているのがありあり。
開き直ってのびのびバットを振ってくる慶応に対して、
明らかに何か振りが鈍くなっていると感じてしまいました。

上位の破壊力は慶応以上の打線のはずですが、
つながりもよくなかったですね。

しかし、負けるときというのは往々にしてこういうことはあります。

連敗してもまだ優勝のチャンスが残っているということで、
今度は早稲田が開き直る番だと思います。

さあ11月3日、
快晴の神宮球場には、
おそらく日曜日以上の大観衆が押し寄せることでしょう。

その中での決戦。

果たしてどんな結末が待っているのか。

ワタシは、
斎藤という選手はどこまでも舞台に恵まれる、
そういう星の下に生まれた選手なんだと強く思っています。

最後のリーグ戦登板は、
最高の舞台。

50年ぶりという、こんな舞台が用意されていました。

燃えた右腕が、
甲子園の決勝のときと同じように、
誰もが信じられないような好投を見せるのではないか・・・・

そんな風に感じています。

長嶋が天覧試合でサヨナラホームランを放ったように。
松坂が甲子園の決勝でノーヒットノーランを達成したように。
イチローがWBC決勝の舞台で、決着のヒットを放ったように。
そして斎藤自身が甲子園の決勝で引き分け再試合を投げぬいたように。

すべては彼の右腕が答えを出してくれると思っています。

有終の美を飾るのか!
【ワセダの斎藤】

大注目の一戦となりました。


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