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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

選抜出場校 こんなこと思い出してしまいました2019

2019年02月21日 | 高校野球

それにしても、
2月は書くことが少ないなあ。。。。。

毎年のことながら、
いつもそんな印象が強い2月です。

という事で3年前から、
「年に一度のヒマ企画」ということで、
選抜出場校に対する思い出をつらつらと、
書き綴ることを行っています。

今年は選抜も91回大会。
来るべき100回大会に向けてのスタートの大会になるとともに、
平成では最後の大会となります。

高校野球の変革はこのところ本当に急で、
いろいろな改革が試みられてきました。
タイブレーク制の導入があった昨年から、
今年は一歩進んで投手の投球制限が新潟県大会で取り入れられるとのこと。

時代の変化とともに、
野球の世界も大きく変わろうとしています。

ワタシの意識の中では、
選抜大会の在り方自体の変革が求められる時代が来るのではないか?
そんな気もしています。

DeNAの筒香選手が外国人記者クラブの会見で言ったとおり、
主催する新聞社の論理ばかりがまかり通る『祭り』『フェス』としての高校野球は、
完全に曲がり角に来ているのではないかとワタシは考えています。

平成の次の世の高校野球は、
どういったことに主眼を置いていくのか、
それから考えなければならないでしょう。

平たく言えば「だれのための甲子園か?」
ということです。

ワタシは個人的には、
新チームで戦った9~10月の地方大会の結果により、
3月下旬に行われる大会の実質上出場校が決まってしまうという現在の選抜大会の意義というものを、
もっと考えなおすべきだと思っています。

某新聞社は「こんなに盛り上がるフェスを手放すわけがない」と考えているでしょうが、
「春の選抜大会」の世間における現状は、
彼らが考えているよりもず~っと、
盛り上がっていないのではないかと思っています。

昔の「春は選抜から」という華やいだ感じはすでに失せて、
なぜこの時期にこんなに日程の詰まった「トーナメント大会」をやっているのだろう、
という疑問の方が、
ずっと大きく湧き上がっている気がします。

ワタシは夏の大会よりも、
出場校目線で言えば、
「選抜の方がよっぽどリスクのある大会」
ではないかと思っています。

まだシーズンが始まりを告げたばかりの段階での、
この春の寒い気候の時期に投手が連投すること、
このリスクについてはどの程度認識され、語られているのでしょうか。

ましてや「夏の大会のような、高校での野球生活の集大成ではない」この大会で高校生がリスクをとる意味、
どれほどあるのでしょうか。

それでも選抜は21世紀枠など、
いろいろな学校に門戸が開かれている大会だ。。。。。
そんな声もあるでしょう。

そうであるならば、
いっそのこと出場校の大半を推薦校として、
そんな大会にしたらどうかと思ってしまうわけですよ。

OB達が楽しんでいる甲子園の大会、
ありますよねえ。
映画「アゲイン」みたいな。

そんな風情の「招待大会」にしたらどうか、
あるいはラグビーの春の選抜大会みたいに、
招待枠を拡大してもいいかもしれませんね。

そして敗者には敗者戦を用意して、
出場した各校には最低2試合ぐらいずつは経験させてあげる配慮みたいなものも、
必要でしょう。
神戸のスタジアムや舞洲スタジアムを使えば、
容易に日程化できるのではないでしょうか。

私感では、
選抜大会は新しい時代もこのままずっと・・・・・・とは絶対に行かないのではと考えています。
「歴史があるから」ではなく、
その大会の意義をもう一度白紙に戻して考えてみるべきなのではないかと考えています。

今選抜に出るチームは、
選抜大会⇒各春季都道府県大会⇒各地方大会⇒夏の大会予選
を息つく暇もなくこなさなければなりません。

よく言われる「教育的配慮」をかけるのであれば、
春から夏にかけてのこの過密日程こそ、
考慮に入れなければいけないのではないかと思ったりしています。

東北や北海道などの春が遅い地方は、
6月の頭まで春季地区大会を行っていて、
6月の終わりから7月の頭にはもう、
夏の大会が始まるという恐ろしい日程です。

このあたりの変革をするにはまずは選抜のテコ入れから。
そう思っていますが、いかがなものでしょうか。

ガチンコの「目指すべき大会」は、
夏の選手権の一本勝負、
この方がいい気がしますがねえ。
(まあ、ほとんどの高校球児のマインドは、今でもこれでしょうが)

最後に個人的な意見としては、
現在の高校野球におけるすべての問題の解決への糸口は、
高野連が高体連の組織に吸収されることで、
すべて見つけ出せるのではないかと思います。

しかし「究極の利権団体」と化している高野連と某新聞社は、
これだけは許さないでしょうがね。

野球の世界の「高野連」だけが独立しているのなんて、
本当にいびつだと思うんですがね。


そんなことで、
何かかつてと比べて今一つ燃え上がるものがない「センバツ高校野球」ですが、
夏の大会に向けての大事な一里塚。
出場校には、頑張ってほしいものです。


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2 コメント

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Unknown (ニンタマン)
2019-02-25 00:42:25
春の選抜のこと、あまりに的を得た内容だったので勝手にツイートしてしまいました。お許しください。
返信する
よろしくお願いします (まめちち)
2019-02-25 09:26:19
ニンタマン様、こんにちは。
コメントありがとうございます。
好き勝手なことばかり書き綴っているブログですが、今後とも可愛がってやってください。
返信する

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