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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

〝梅雨の祭典〟開幕

2019年06月10日 | 大学・アマ野球

〝梅雨の祭典〟
第68回全日本大学野球選手権大会が、
梅雨の大雨の中開幕します。

組み合わせはこちら ⇒ https://www.jubf.net/alljapan/alljapan2019_bracket.html

最近の大会は、
結構梅雨時期にしては順延も少なく行われることが多かった印象があるのですが、
今年はまさに「雨の中」でプレイボールとなりました。
水曜日くらいまでは天気も不安定そうなので、
大会の進行に若干不安はありますね。

まあしかし、
試合の半分は東京ドーム開催ですから、
なんとか帳尻を合わせられるでしょう。

大学球児にとっては、
まさに「目指すべき大会」であるこの全日本、
特に地方リーグの選手たちにとっては、
夢の神宮での晴れ舞台になりますから、
頑張ってほしいと思います。

そしてこの大会は、
大会中に評価を上げて秋のドラフトにかかる選手も毎年たくさんいますので、
そういう点でもアマ野球ならびにプロ野球ファンにとって注目すべき大会です。

最近の傾向を見ると、
東京六大学、東都大学の両リーグのチームがほぼ優勝を独占するということはまずなく、
地方大学勢の躍進が目立つ大会になっています。

そして優勝までには5試合を勝ち切らなければならない大会なので、
投手陣を含めたチームの総合力、
それが勝ち上がりには必ず必要になる、
そんな大会です。
勢いだけではなく、
確かなチーム力が必要と言えるでしょうね。

とはいえ、
神宮をホームにしてリーグ戦を戦う東京六大学、東都大学の両リーグ代表が優勝候補の軸になるのもまた例年のことです。

今年の六大学代表は明治。
ドラフト上位指名が噂されるエースでキャプテンの森下を中心に、
打線も強力でリーグ戦を完璧な形で勝ちきりました。

一方の東都は東洋大が連覇。
今年は昨年の三本柱が卒業したものの、
エースに成長した選抜優勝投手の村上がものすごいピッチングを披露。
万全の状態で登板することができれば、
他大学が打ち崩すのはかなりの至難の技です。
逆に連戦となるこの大会で、
いかに村上をサポートする投手陣が頑張れるが、
優勝のカギでしょうか。

そして今大会で連覇を狙うのは東北福祉大。
今年もリーグ戦を全勝で乗り切り、
打線が爆発すれば連覇の可能性は十分にあると思います。

近年全国の舞台で必ず上位進出を果たしている上武大ももちろん候補の一角に上がりますが、
明治、東洋がひしめくブロックにいるため、このかなり厳しい組み合わせをどう突破していくでしょうか。
そして明治神宮大会で昨年、一昨年と連続で六大学勢を撃破して一躍大学野球界の注目株となっている環太平洋大も出場しています。
何か応援したくなる野球を展開するこのチームにも、
大いに期待しています。

上位常連の東海大や力のある立命館、
そのほかにも沢山の「見たいなぁ」と思うチームが山積み。

レベルも高い大会なので、
梅雨の鬱陶しい気分を吹っ飛ばしてくれること請け合いです。

どうかあまり日程がタイトにならないよう、
空に祈りながら、
この一週間を存分に楽しみたいと思います。

さあ、
今年はどこが大学日本一に輝くでしょうか?


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