SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

高校野球アーカイブ  第80回選抜高校野球  準決勝展望

2008年04月01日 | 高校野球
春の選抜高校野球。
最も白熱するベスト8の戦いが終わって、
今日は準決勝です。
(個人的には、準々決勝が2日に分割されてしまって、とても残念。『あの白熱の1日』がなくなってしまい、
 残念だよ~)
 
-第1試合-
聖望学園 vs 千葉経大付
関東対決となった第1試合。
両チームともに大会前はさほど注目されていなかったが、冬場に鍛えてチーム力が確実にアップしている。
勝ち上がりを見ても、完封あり、追い上げられて振り切ったゲームありと多彩。
同型のチーム同士だけに、先取点の行方が試合のカギを握っている。
聖望学園は、エース大塚に安定感が出てきている。
実質的に2完封、捉えられた履正社戦でも、中盤までは完璧なピッチングを見せていた。
4試合目ということで、疲れが残っているかも大きな試合を決める要素だ。
疲れが残り球威が落ちるようだと、千葉経大付は切れ目のない打線で捕らえてくるだろう。
千葉経大付としても、エース齋藤に疲れが見えるだけに、
早い回に点を取って援護してやりたいところだ。
打線の力はほぼ互角だが、やや長打力では千葉経大付が上回るか。
聖望学園としては、履正社戦・平安戦でみせた序盤の速攻が望ましいが、
しのぎあいになったときにチームの真価がかいまみえる。
いずれにしても、決勝への道は両チームにとって平坦ではない。
3点勝負なら聖望学園、5点以上の取り合いならば千葉経大付とみる。
 
 
-第2試合-
東洋大姫路 vs 沖縄尚学
東洋大姫路のエース佐藤は、前評判にたがわぬ安定したピッチングを見せ、
昨日は強打の智弁和歌山を完封した。
過去3試合で、わずか1失点。佐藤のワンマンチームの感は否めないが、
東洋大姫路はチームとしての勝つ形を確実に整えてきた。
対する沖縄尚学は、優勝候補の噂どおりのスケールの大きなチームだ。
エース東浜の安定感抜群のピッチングを支える動きの素晴らしい守備陣は
間違いなく今大会NO1だろう。
両チームともセンバツに来てからまだ打線に本来のあたりが見られないのは気がかりだが、
細かいプレーの精度も上がってきたので、得点能力は次第に高くなっていくだろう。
試合は、本来ならば投手戦と見られるものの、
何か活発な打撃戦を予感させるものもある。
沖尚は、昨日の試合でボールの直撃を受けた東浜の状態が気がかりだ。
2番手の上原も、昨日の先発で甲子園にも慣れ、
本来のピッチングをとりもどす可能性は十分にあるが、
やはり軸は東浜。もし投げられないようなことがあると、戦局は一気に東洋大姫路に傾く。
東洋大姫路としては、過去2試合でわずか3得点の攻撃陣の奮起が待たれる。
佐藤頼みでは、上位での戦いはきつくなってくるだろう。
 
 
好ゲームを期待しています
 
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高校野球アーカイブ  第80... | トップ | 高校野球アーカイブ  第80... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

高校野球」カテゴリの最新記事