運転免許証の更新をしてきました。
もう何回連続だか忘れてしまいましたが、ゴールド免許です。優良運転者。
なので、講習も30分で終わり。
ゴールド免許+自動車保険の等級も最高の20等級で、保険料が安いです。
ペーパードライバーやサンデードライバーではなく、毎月千キロぐらい運転していてですから、ちょっと自慢。
といっても、こういうのは自分の力だけで可能なことではありません。
運転には、もらい事故がありますからね。
そういうことが起きていない、幸運にも感謝しないと。
見ていると、スマホをいじりながらのながら歩きや、ながら自転車…
どうかすると、バイクや車の運転中でもスマホいじっている馬鹿者がいますから。
自覚のないネット中毒者に突撃されても、自分の車が少しでも動いていたら、もう過失割合が生じます。
たまたまそういうことが起きていないだけ。
ただ、せめて自分が原因の事故だけは防がないとね。
実は私も大学を出たばかりで、フェスティバに乗っていたころ、事故を経験したことがあります。
優先道路を走行中、路地から一時停止を無視して飛び出して来た、原チャリと当たったんです。
当たったというか、こっちのドアに横からぶつかって来られた形。
幸運なことに、その四つ角の家の家主さんが表にいて、事故を目撃していて…
相手の原チャリが、一時停止の標識の上に、道路に「とまれ」のペイントもあったのに…
停止どころか、完全にノーブレーキで飛び出してきたことを、警察に証言してくださったのです。
当たったのが車の前面ではなく横っ腹だったので、それもあって、回避は困難だったと認められたのでしょう。
過失割合は9:1で、それでもこちらに、1割の過失があることになりました。
しかし私は無傷で、相手は入院こそしませんでしたが、けがをして。
あとで「けがをしたせいで仕事に行けない」「休業補償をしてくれ」と難癖をつけて来ました。
そういう無茶な運転をするやつにかぎって、クレーマーだったりするんですよね。
もちろん休業補償はしませんでしたが。
もう一回、公道ではなくスーパーの駐車場でもトラブルがありました。
こちらはメメを買ったばかりのころ。
駐車スペースの空き待ちで、行列して停止していたら、前の車が突然バックして来てぶつけられました。
メメはほぼ無傷だったのですが(けっこう頑丈)、相手はバンパーがへこんで傷もついた。
おっさんだったのですが、その状況でなんと「弁償しろ」と言いやがったのです。
「俺が下がって来るのがわかっただろ。あんたがバックすればぶつからなかった」と。
「いやこっちの後ろにも5台6台と並んでたでしょ。バックしたらその後ろにぶつかるでしょ」と言ったら…
「じゃあクラクションならして、危ないと報せればよかった。ボケっと何もせず止まってたお前のせいだ!」と。
自分が後ろを全く見ずにバックしたのに、そんな無茶苦茶を言う人、いるんですよ。
しかも、後で保険会社にウソの連絡をして、本当に修理代を払わせようとしてきたんです。
こちらも保険会社を窓口にして抗議したのですが、相手が意外にしつこく食い下がって。
こっちも頭に来たし、精神的苦痛も味わったので、簡易裁判所で少額訴訟の手続きを始めようとしたら…
とたんに黙って引っ込んだ。
「訴訟になったら勝ち目なんかないから、もうやめましょう」と、保険会社にでも言われたんでしょう。
そういうことが、ここ何十年かの間、なしで来られたことは本当に幸運です。
せめて、自分の責任での事故は起こさないよう、十分に気を付けつつ…
順法精神だけでなく、周囲の人に思いやりのある運転をしないと。
あ、ただ信号のない横断歩道で、渡ろうとしている人がいるときに止まってあげるのは…
「思いやり」とか「マナー」ではなくて、道交法上の「義務」ですからね。
「マナー」だと間違えている人がすごく多いし…
歩行者の方も、親切心だと思って頭を下げている人が多いですが、止まるのが「当たり前」ですから。
実際、信号がない横断歩道で、渡ろうとしている人がいても止まってあげない車が多いですけれど。
もし、信号なしの横断歩道で横断中の人と当たっちゃったら…
それは、赤信号無視での事故と同じ扱い。大変なことになりますよ。
信号が無くても、横断歩道があったら、渡ろうとしている人がいないかどうか、ちゃんと注意しましょう。
そういう横断歩道の手前には、ダイヤ型の白いマークが路上にペイントしてあることが多いので…
(これの意味を知らないドライバーも結構います)
あらかじめ警戒して通行しましょう。
なんて、交通安全協会みたいになっちゃいましたけれど。
でも、車と運転が大好きだからこそ、交通安全を心から願っています。