土曜日は息子の誕生日でした。
時のたつのは速いもので、もう21歳。
当日は研究で午前中は忙しくて、ペッピーノで昼過ぎに迎えに行って…
帰りはまた私の実家近くのデパートまで、彼が運転して来ました。
1週間前に免許取得から1周年を迎えたので、今日が初めての、若葉マークなしでの運転でした。
そしてケーキを買ってから私の実家へ。
実家で父をピックアップして、個室の席を予約してあった中華料理店へ。
そこで義母と待ち合わせて、本人含め5人でお誕生会をしました。
食事が終わってから、5人でペッピーノに乗ってまた実家に戻り、ケーキを分けてまたお祝い。
21になった息子からすれば、こんな子供じみたお祝い、いやだったかもしれないですが…
老父が、そういうのが好きなので、喜ばせるために息子も付き合ってくれたのだと思います。
それでなくても二十歳過ぎぐらいの若者って、年寄りとは話も合わないし、そういうのを嫌う子も多そうですが…
さっきした同じ質問を繰り返したり、記憶違いのことを言ったり、頓珍漢なことを話したり…
そういう父にも、笑顔で話を合わせて優しく接してくれて、有難いかぎりです。
親馬鹿で恥ずかしながら、いろいろと自慢の息子ではあるのですけれど…
他のどんな所よりも、父や義母を大切にしてくれる、そういう優しさが彼の一番いい所だと思います。
でも思い出してみると、去年の彼の誕生会も、同じ店でやったのですが…
そのときにみんなで撮った写真に写っていた私の母は…
それから1か月ちょっと後に、脳梗塞で倒れて半身不随になり…
現在は老健に入所していて、今年の写真には写れませんでした。
来年の同じ日に、今年のメンバーが揃ってお祝いできれば幸いなのですが…
それが可能かどうか、誰にも分らない。
すべてが無常の世の中ですから。
だからこそ、一日、ひと月、一年を大切に過ごしていかないといけないですね。
息子の21歳の一年が、無事で幸多いものになることを願っています。
※家族写真は一旦アップした後、25日に追加しました。
明日はまた、午前中に急いで帰らなければいけない息子。
彼がいま参加している創薬研究は、国家規模、国際規模のものになっていて…
しかも、親にも詳細を話せないほどの、絶対的シークレットのプロジェクトである様子。
学部3年で、末席とはいえ、そんな研究の一部を担っているのは、やはり異例中の異例のようです。
まだ若いし、体力はあって丈夫な方ではありますが、無理をせず…
また、けっこう危険な実験もあるようなので、安全に十分気を付けてやってほしいです。
そうはいっても、また好きな子ができたりしていて、青春真っただ中。
彼の研究と、ついでに恋も実るように、親が出来るのは祈ることだけですね。