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一向に下がらないコメの値段、政府は備蓄米の放出を決定し、狙い通りに進むのだろうか・・コメ不足が叫ばれてから半年が立つての決断に疑問がのこる・・・
何事も危機感に迅速・適正な判断を持って対象していくのが政府の役割ではないのか?・・・あまりにも平和ボケで、危機感はゼロに等しい!石破集団?
モノの値段は、【需要と供給】のバランスで決まる‥米の場合はどうだろうか?・・値段が上がると言うことは【需要と買いたい人】は増えているのに【供給と売りたい人】は、
減っているということです…しかし、今シーズンは2023年よりも収穫量が18万屯増えているという‥が、JAなど大手の在庫量は【民間在庫量】あまり増えていないという・・
その原因は、一部集荷業者や農家がコメをストックしている可能性があるといいます・・・
専門家は、高騰するコメの価格を見て、今後も万博などの影響でさらに上がることを狙い,投機の意味で出し渋る業者の動きがコメの価格高騰に拍車をかけているのではと言う。
政府の備蓄米放出の際は、買い戻し、が条件となり、政府は1年以内に売り渡した備蓄米と同等・同量の国内産の買入れを行うということですが、その思惑は・・・
【コメの価格の高騰は抑えたい】が農家を守るためには【下がり過ぎは避けたい】という策のようだが、大量放出すれば価格が下がりすぎるし、また、買い戻しが足かせとなり、
業者は政府の動きみてコメを売ったり、ストックしたりと【後出しジヤンケン】ができることからも、成功パターンがすくないということにになる・・・・それでも政府が今回この
政策をすすめようとする理由がもう一つある‥コメが安くなりすぎると困りますが。輸入米が多く出回って安くなるよりは、国産米の方がコントロールしやすいためと言う事です。
政府はこれまで転作する農家に補助金を出してきた・・その額は2024年で2970億円・税金を使って価格を高く維持することに消費者からは疑問の声も‥農家も補助金を貰うため
には転作後も5年には1度は畑に水を張らなくてはいけないなどのルールがあり、不満の声も上がっているという・・・・
このような背景から、1月に政府は2027年の実施にむけ【水田政策の抜本的見直し】を行うことを決定した・・・これまで水田は【票田】で選挙にも関わっているといわれた、
食料安全保障の観点から自給率を上げるため政府は補助金を使ってきた一方で、これは税金を使ってコメ価格を高く維持することにもなります・・・
難しいバランスを検討し直す必要があり、来年度から農業関係者のあらゆる英知を集めて議論が行われることを望みたい・・・・
異常高騰のA級戦犯は流通業者です、一部の流通業者は、昨夏の猛暑による高品質米の不足やインバウンドによる需要増などからコメの供給不足が起きると見込んで、生産者から
大量のコメを買い漁り、このトレンドを見て、新規の流通業者も買い占めに参入したのです、さらに悪質なのは、買い占めたものを密かにストックし、売り渋りで小売り価格を
さらに高騰させ、高売り抜けを目論んでいる点です・・・・JAをはじめとする集荷業者が昨年、生産者から買い集めた16万トン分で、つまり21万トン分買い占められていたのだ。
【今年、JAが生産者に前払いするコメの概算金は昨年より高く、政府が放出する備蓄米の落札価格も概算金に準じて高くなります・・・結局・・・
コメを買い占めた流通業者が高値売り抜けを企む限り、店頭での小売り価格は今後も上昇し続けていくことになります】とはいえ、【需要が供給】を下回れば、価格は下落していき、
【売り渋り】を続ける悪徳業者に鉄槌を下せるのは、消費者による【買い渋り】しかないということか!・・・・流通業者と消費者との知恵比べか?
コメの小売価格の推移・・
2019年・2434円・・2020年・2439円・・2021年・2382円・・2022年・2272円・・2023年・2319円・・2024年・2440円・・2025年・4185円・・・・