彼がいる間は、というか彼がいる空間の周りはいつも明るくて笑いが絶えないので...
いなくなると寂しいです。
また大荷物だったのでペッピーノさんで送っていったのですが、今回は途中で息子の彼女をピックして2人を送り届けました。
後席が彼女だけになるとかわいそうだからということで、気を使って息子は後席へ。
話しているのを聞いていると息がピッタリで、本当に仲が良いのがわかってなんとも微笑ましかったです。
相手のことを思いやる気持ちを二人ともしっかり持っていて、そしてお互いの欠点を相方がカバーし合える良い関係だなと。
高校のときからの親友関係で、恋人同士になるまでの助走期間が長かった二人。
その間なんでも打ち明けて相談してきたから、良いところも悪いところも、もう知り尽くしているみたいだし。
結婚という形をとってもとらなくてもいいけれど、出来れば、生涯一緒にい続けてくれたらいいなあと、親としては思います。
ただ息子が生まれたとき、赤ちゃんのとき、幼児期の話は彼女はあまり知らなかったようなので、そういう話をしてあげたら「かわいい!」と言って彼女は喜んでいました。
友達でいた間がかなり長く、密かに息子に片想いしてくれていたという彼女。
鈍感な息子で申し訳ない限りですけど、やはり彼の周りにはいつも仲間の輪ができていて…
その仲間たちがいつも楽しそうで明るい笑顔でいて...
まるで彼のいるところの半径何メートルかが、不思議な光で照らされているようで...
そんな風に、彼の人望があるところを、とても尊敬していたんです、と。
単に座持ちがいい、というだけなのかもしれないけれど、そんなふうに評価してくれる人がいて、息子は幸せです。
しかも息子の恋バナ、というかあの子に声をかけてみたいんだよ、というのを応援してくれたり、撃沈したときには「よく頑張ったよ」と慰めてくれたり。
その間、彼女はどんな気持ちだったのかと思うと…
最終的に、親友としての関係性が壊れてしまう怖さを乗り越えて、先方から告白してくれたのも、本当にありがたいことです。
よく勇気を出してくれました。
言ってくれなければ、あの鈍感息子、ずっと気付かずに誰かとお付き合いしてそのままだったかも。
幸せの青い鳥は、やっぱりすぐ近くにいるものなんですね。