つゆ、漢字で『梅雨』と書きます。
『梅雨』って、当て字ですよね。
『梅』は、『つ』とは読まないし、『雨』にも『ゆ』という読み方は無いのに、なんで『梅雨』を『つゆ』と読むのか、と言うか、『つゆ』を『梅雨』と書くのか小さい頃から不思議に思っていました。
何時の頃だったか、誰が話してくれたのか覚えていませんが、こんな説明を聞いて、なるほどって思いました。
『つゆ』って、本来は液体のことを言うんだと思うよ、ほら、ご飯のときの『お汁(おつゆ)』とか、傷口から染み出す液体も『おつゆ』って言うだろう。
この時期は雨が沢山降って湿っぽいから空気が『つゆっぽい』って事で『つゆ』と言い始めたんじゃないかな?
それに、この時期って、梅の実が大ききなって、熟す季節だろう?それと、この時期は、梅の実が大きくなって、熟す時期でもあるだろう?
だから、『梅の実を熟させる雨』って事で『梅雨』って漢字を当てたんじゃないかな?
本当の所は分かりません。でも、なんとなく説得力のある説明でしょ?
『梅雨』の訓読みが『つゆ』で、音読みが『ばいう』そして、『前線』を、音読みで『ぜんせん』と読むから、全て音読みで『ばいうぜんせん』と読むんでしょうね。
いつも思ってた事なんですけど
「梅雨前線」って「つゆぜんせん」とは
読みませんよね。
「ばいうぜんせん」ですよね。
何故なんだろうって思っています。