暦、いろいろあって、今の日本が正式に使っているのは新暦と言われる太陽の運行をもとに計算された太陽暦だけれど、明治以前は旧暦と呼ばれる、月の運行を基本に太陽の運行を考慮して調整した、太陰太陽暦だった。
旧暦と新暦のずれは約1か月(もっとずれることもある)なので、新年、節句、お盆などの行事を行う時、土地によって、新暦で行う所、旧暦で行う所、月遅れで行う所があると聞いている。
お盆は本来、旧暦の7月15日だったが、これは新暦だと8月ごろになる。
で、たまたま8月15日が(日本の)は終戦記念日と言う事もあり、戦後は8月15日にお盆の行事を行うところが多く、そのため、これを旧暦のお盆だと思い込んでいる人が多いようだが、8月15日のお盆は、正しくは、新暦の月遅れのお盆と言う事になる。
では、正しく旧暦のお盆は、と言うと、毎年ずれるので、これは暦を調べてもらいたい。