”黙殺の音”低周波音 silent killer

サイト「黙殺の音 低周波音」http://yatanokarasude.gozaru.jp/tei/tei.htm

クオリア

2005-03-29 08:17:11 | その他徒然
 「クオリアは、脳を含めての物質の物理的記述と、
私達の心が持つ様々な属性の間のギャップを象徴する概念です。
クオリアが脳の中のニューロンの活動からどのように形成されてくるかということは、
私たちの脳における情報処理を特徴付ける「統合された並列性」を解く上で重要な鍵になっています。
クオリアの研究は、私たちの意識、主観的経験が物質的過程であるニューロンの活動から
どのように生まれてくるかを明らかにする上で本質的であるとともに、
C.P.Snowの言った「二つの文化」の間の溝を埋める可能性につながります。」

と言った当たりですが、
低周波騒音問題が単に騒音に於ける聴覚的な取り組みのみの工学的視点では
(これが現在の環境省=日本騒音制御工学会の立場)
解決できない点を解決に向かわせる可能性を示唆しているように思います。
ただ、環境省=日本騒音制御工学会が解決の方向に向かわせる気が本当に有るのかどうかが一番の問題なのですが
先般の交渉の過程に鑑みるとおよそその気はないように思いますが。

このヘッドホーンは条件が整えば5-120,000Hzを再生するそうです。
人間の可聴域が20-20,000Hzとされていますから遙かにそれを上回る(下回る)モノです。
これは以前にも述べたような気がしますが、
可聴域以上(以下)の音を何故に再生する事にオーディオメーカーが血道を上げるのか、
それはただ単に「自然=実際の音」に近づけるためです。
それを人間の聴感が認識するかしないかは別として
その聞こえない音に人間の脳は何かを「感ずる」のですね。
簡単に言えばその「感じる」ところが低周波騒音問題の本質です。
ですから、「聞こえる」「聞こえない」は低周波騒音問題の本質ではないのです。
鼓膜からの音だけでもこのヘッドホーンでは超低周波音を”体感する”そうです。

この視点が現在の騒音、就中低周波騒音問題の「専門家」には完全に欠如しています。
以前も超低周波音の専門家が「超低周波音を発生されるには巨大なスピーカーが必要である」とか言っていましたが
条件を限れば個別には可能なのですね。と言う事で、彼は物理的にも必ずしも「専門家」とは言えません。

電話に出たエンジニアの方が言っていましたが
「この音を聞いた方の多くは”疲れない自然の音”に近い」と言っている人が多いそうです。
そうなのです。自然の音は例え低周波音でも疲れないのです。
ましてや自然の音で”音アレルギー”になるような事は決してありません。

QUALIAのヘッドホンは簡単には手が出ませんので
ノイズキャンセリングヘッドホンでも買ってみようか思っています。
http://www.ecat.sony.co.jp/headphone/category.cfm?B3=398
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