先日(13/10/20)「NHKスペシャル|病の起源第3集うつ病 ~防衛本能がもたらす宿命~」で、昨今の脳の研究では、現代蔓延している病の一つである鬱病は、勿論低周波音被害者は漏れなくなるのだが、
「意外にも5億2千万年前に誕生した魚の研究から明らかになってきた。魚でもある条件を作ると、天敵から身を守るために備わった脳の「扁桃(へんとう)体」が暴走し、うつ状態になることが分かってきたのだ。さらに2億2千万年前に誕生した哺乳類は、扁桃体を暴走させる新たな要因を生みだしていた。群れを作り外敵から身を守る社会性を発達させたことが、孤独には弱くなりうつ病になりやすくなっていたのだ。そして700万年前に人類が誕生。脳を進化させたことで高度な知性が生まれ、文明社会への道を切り開いてきた。しかしこの繁栄は、皮肉にも人類がうつ病になる引き金を引いていた。…」
と言うことで、鬱病の発症は、人類が進化してきた結果であり、これを癒すには原始の生活に戻るのが宜しいということである。低周波音被害に関してはそこまで行かなくてもと思うが、電磁波過敏症者ではそこまで言って欲しいと主であろう。中々興味深い番組であった。
関連拙サイト:5.低周波音と脳