列車騒音の代表とも言える「名古屋新幹線公害訴訟」。騒音低減が出来ないとして、規制基準を現状に合わせて、住宅地も工業地並の75dBを目安にしてしまったと言うから住民は適わない。
当初「あっという間に通り過ぎるから心配ない」と言う騒音も、現今の新幹線を駅で待っていると、列車が出ていくと次のが来ると言うより、次のが来るから前のが出て行くという様な状況を思うと、沿線では「あっという間」が終電まで延々と続くのだから、飛行場より非道いモノだろう。災害でも新幹線が不通等と言う日は滅多に無いが、住民の耳と心は本当の休息日になるのだろう。
左の四コマ漫画だが、そういえば今日は「昭和の日」に変わっていたのだ。その昔「明治は遠くなりにケリ」なんて言葉を聞いたが、平成も27年となると、自分が生きてきた昭和も遠くなってきたなーと思わざるを得ない。何時の時代もそれなりに激動の日々だったのだろうが、戦後の70年は何時になく平穏な日々だったのだろう。
しかし、「国の将来」とまでは行かずとも、少なくとも自分身近な将来に「思いをいたす。」と何時の時代も難しがったのだろうが、更に難しい時代となるのだろう。