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地位の順位から見た政治思想

2017-06-04 02:44:04 | 日記
servantという単語の意味を調べていて、ふと思った。
この意味の中に公務員という単語が含まれていたからだ。
公務員は一般大衆より地位が低いのではないかという疑惑が湧いてきた。
かつて財閥が存在し、ブルジョア階級が実は一般大衆の一部であると考えると、国家公務員はその大衆に仕える地位である可能性がある。
つまり、国家公務員の地位が一般大衆より高いのか低いのかで、民主主義なのか共産主義(社会主義)なのかが分類出来るのではないだろうか。

無論、公務員の方が地位が高く強制力を持つ思想こそが西側の毛嫌いする共産主義思想である事は言うまでもない。
だから共産主義国家では軍事力が中心的な位置を占めていると言える。軍人もまた国家公務員だからである。民主主義では軍人は徴兵制ではない為、実態として地位は低い。だから強力な法律によって彼らは常に縛られており、公務中は人権が著しく制限されている。民主主義国家では、軍人よりもその武器の破壊力によって軍事力が存立していると言える。

この原理を解明するにはヨーロッパ諸国の歴史を詳細に検証しなくてはならない。
ブルジョア階級の概念が果たして民間なのか王族などの君主なのかが理解出来ない為だ。
また、宗教指導者がどの様な地位に属するのかによっても、一般大衆の地位が公務員に対しての上下関係を分かりにくくしている。
階級とは国家に対して何が主体なのかによって意味合いが異なってくると考えられる。
国家の主体が国家公務員なのか、一般大衆なのかが国家が存在する時にその周辺の国家から常に問われ続けると考えられる。
そして、その主体の関係性が自国と大きく異なる時に敵対的な関係が構築されるのである。
ヨーロッパでは、この衝突が頻繁に発生した為にやがて収れんされて、民主主義という大きな一つの思想に到達した。だから、その大きな思想から逸脱する事はもはや出来ず、その思想の押し付けが周辺諸国へと波及し続けているのである。

日本はその地理的な関係性で旧来の社会主義思想と新しい民主主義思想との間で板挟みにあっている。
その戦場が朝鮮半島であるが国内でも国家公務員と大衆との間にインターネットやメディア、議会上で常に戦いが起きている。日本国憲法の改憲は正しく官僚の差し金であろう。自己の地位を大衆よりも上にしようと目論んでいる。結果的には社会主義思想を蔓延させるのが目的であると言える。
しかし、江戸時代の様にのどかな社会を目指しているのかもしれないが・・。

日中戦争は共産主義国との戦争だから日本は当時も民主主義国家であるという複雑な概念が存在する。
しかし、それは間違いで、当時欧米の戦争技術を習得した社会主義者による領土拡大戦争であったというのが実態と考えられる。
仮想敵国は実戦が対中国であっても、実は欧米であった事は間違いない。
アメリカは将来自国の強敵に変貌する事が予測されたので資源協力を停止したと考えられる。

赤狩りという共産主義者を拘束する動きが有った理由は、日本での共産主義者と世界的な共産主義(社会主義)思想は別の概念だからではないか、と思う。
国家中心主義とでも言うのか、全体主義的なのが一般的な共産主義国家の概念だ。
日本の共産主義の概念は、ユートピア思想的な概念で、横に広がった共生国家の事であろう。大衆が主体なので欧米の民主主義の概念と大した違いが無い。

中東も同様だ。
現在起きている様々な戦争はヨーロッパで長期に渡って起きていた社会主義と民主主義との間の戦争と同じものである。
今やインターネットの発達により、その戦いは全世界へと波及した。
テロリズムは社会主義国で教育を受けた全体主義者が民主主義思想の波及に対して攻撃している状態である。

国家公務員は一般大衆より地位が高いのか低いのか?
それが、現代戦争の問いである。


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