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戦争の原理を考える

2020-01-07 05:58:56 | 日記
トランプ氏がイランの要人をイラクで殺害した事で世論が割れているのに関連して、その動機にイスラエルへの養護が隠れている様に感じる。

イスラエルの建国の発端はドイツでの大量殺戮だ。
ドイツでファシズムやレイシズムが台頭したのが原因だが、ユダヤ人にレイシズムが無いと言ったら嘘になる。
ユダヤ教の正統派ユダヤ人は他民族を受け入れない傾向が有り、特異な存在である。

レイシズムは民族主義の事で、ファシズムは民族主義を伴った共産主義の事だ。
民族主義は右翼だが、共産主義は左翼だ。
つまり、ファシズムは国家が衰退する事によって、その国家の主たる民族という一つの概念によって一体となり、右翼と左翼が一つになった時に発生する。

普段は別々に活動している思想が社会主義という共通の概念から全体主義として一つに融合し、大きなエネルギーを生み出すと考えられる。
そのエネルギーを生み出す切っ掛けとなるのが、それぞれの思想に同時期に降り掛かる危機だ。

国家が衰退した原因を自ら以外の方向に振り向けようと保身して風評工作(宣伝)を行う様になると消滅の危機に瀕する団体は個人(民主主義者)を攻撃し始めるのだ。
右翼も左翼も社会主義思想であり、団体に起因する思想だ。
団体が主となる思想には個人という概念が存在しない。つまり人権という概念が無い。

普段は人権を伴う民主主義国家であっても、民族主義と共産主義が一体となる事件が勃発すると、人権の概念が国家から完全に消滅してしまう。
その時になって初めて国民全体に戦争への気運が高まるのだ。

普段は言い争っている右翼と左翼が同じ事を言い出せば他に選択肢が無い様に感じてしまう。
全ての個人が何らかの団体に所属している為、どちらかの傾向が有るので、世の中には右翼と左翼以外の思想が無いかの様な錯覚が染み込んでいるのだ。

極論を言えば、右翼と左翼は社会主義思想であり人権を伴う民主主義思想とは別の思想である。
従って、社会主義思想が消滅すれば戦争は消滅し、軍隊は不要になる。
しかし、民族や国家の概念も同時に消滅する。
つまり、民主主義思想が台頭すると、民族や国家の概念が弱まっていく。

なので、理想的には民主主義思想の概念に社会主義思想の概念を組み入れる必要が有る。
それを具現化したのが現行の日本国憲法である。

「風評被害」の備忘録日記がまた継続!

2019-11-19 16:28:19 | 日記
Yahoo!ブログで思い付きで日記を書いていたのが、閉鎖されたので、こっちに引っ越して来ました。
また、思い付きで備忘録日記を書けるので良かった。
年に一度ぐらいのペースの時も有るので過去の記事は殆ど自分でも何を書いたのか忘れているし、見ない。
時々、間違った事や勘違いをして書いているが一般個人平民なので訂正してないです。

原発事故の総括

2019-06-10 07:33:58 | 日記
Yahoo!ブログももうすぐ消滅するので、その前に原発事故について現在考えられる自分なりの原因総括をしたい。

最近、放送大学でエネルギー関連の講義(2017年)の放送中に、「水素がジルコニウムと反応して発生した」と解説していて、一般的な解釈が、現在も迷走していると感じた。
もし、ジルコニウムと反応しなければ水素が発生しないとすると、水の臨界現象によって、内圧が下がらない限り、圧力容器の内部でメルトダウンが起きる温度までは上昇しないので、ベントは過失であった可能性が有る。

しかし、もう一方の水素発生プロセスでは、ジルコニウムが反応しなくても水蒸気に放射線が当たると、放射線分解によって水素が生成されるという考えが有る。
もし、そうなら原発の圧力容器内部の水位が非常に重要になる。
放射線は液体の水を通さないので、燃料棒を完全にそれで覆っていれば容器の上部に有る水蒸気が水素に分解される事は無い。

そうなると、福島第一原発2号機のベントは過失では無くなる。
水位が低下した時点で、圧力容器内で水素の生成が始まるからである。
その水素に何らかの発火点が有れば、チェルノブイリ事故と同様の結果となる。
発火点は内圧が下ったり、放射線分解が進んで臨界状態の水が水素に置き換わってしまう事でもメルトダウンが始まる可能性が有るので、危険である事には変わらない。

メディア(NHK)では再三、福島第一原発事故の解説に、格納建屋の水素爆発の様子と3基同時にメルトダウンしている様子を表すCGを放映した。
特にメルトダウンの映像は事実と全く異なる映像で、もし、この映像が事故調査委員会の一致した見解であるとすると、政府や国に重大な疑義が生じる。
正しい見解を原子力規制委員会なりで再度国民に解説してもらいたい。

事故(地震と津波によって外部電源消失と常用復水器の破損)後の対応が過失であった可能性は、非常用復水器が暫く稼働していたらしいので、
①その間に非常用復水器の補強や増設が可能では無かったか?
②水位が低下する前にベントして給水冷却に移行出来なかったのか?
③上記2点について政府は対応したのか?
等が考えられる。

③については、自衛隊を指揮する権限を政府が保有している事を考えると、震災の影響が無かった地域の原発などから、自衛隊の大型ヘリコプターを使って発電機やバッテリーを補給出来たのではないかと思われる。
これらの対応が遅かった事が重大な事故に発展し、責任を逃れたいという意思が事故調査の結果に現れているのではないだろうか?

根本的な問題は、原発の構造的欠点が一般的に周知されていない点だ。
ジルコニウムが関係有るのかどうかについても明らかではない。
多分、ジルコニウムが無くても、水蒸気に放射線を当てると水素が発生するのではないかと思う。

一般人に対しては、水蒸気に放射線を当てると水素が発生するのかどうかを明らかにし、原発の製造過程では如何に水素が発生しない様に工夫されているのかも明らかにし、その上で、事故対応が合理的である事も明らかにしなければ、今後とも原発に対する信頼性は回復しないのではないかと危惧する。

福島第一原発事故を考える

2018-02-14 08:09:54 | 日記
事故調査委員会の文章は一切見ないでウェブでの東電の事故の説明とSPEEDIの画像、YouTubeでの東電の事故当時のビデオ会議の映像、原子力規制委員会の一部のレポート、女川原子力発電所PR館、NHKの再現ドラマ、各社ニュース映像、等を参考に考えてみた。

津波の襲来で非常用発電機が水没して冷却水の循環用のポンプが停止して、圧力容器内が高圧になった時の対応は、少しずつ水のフィルターに通しながら外気に水蒸気を逃すという方式を取った。
その時に圧力容器内の圧力が低下すると同時に冷却水を補充するが、高圧ポンプ以外で補充しようとすると、圧力を下げざるを得ず、圧力容器内の圧力が低いので温度が上昇して急激に水位が低下しメルトダウンする。
この事故では高圧ポンプの準備は出来なかったので、1号機と3号機は徐々にメルトダウンした。
しかし、緩やかなメルトダウンなので、フィルターが効いて放射性物質の大気への放出は低いレベルに抑えられた。
メルトダウンする時に圧力容器に穴が開き、そこからジルコニウムに反応して発生した大量の水素が建屋内に充満して爆発した。
メルトダウンしなければ、圧力容器に穴が開かないので、建屋内に水素が漏れる事は無い。
ここまでは、通常の対応で、メルトダウンしてはいるが、放射性物質の拡散も最小限に抑えられているので、被害も少なかったと考えられる。
SPEEDIの画像が証拠となるし、実際の格納容器内の調査でも極めて破損が少なく、放射線量も低く抑えられていて、この手の事故としては被害が小さいのが分かる。

問題は2号機である。
外観は水素爆発が起きなかったので保たれているが、格納容器内は悲惨な状況で、急激なメルトダウンによって激しく損傷し、放射線量も非常に高い。
隣の号機の爆発時に一部穴が開いたので水素が逃げたとされているが、これは言い訳に過ぎない。
予測される実際の事故では、水素が実際には発生していなかったと考えられる。
東電の説明ではこの点が矛盾している。
東電は、予備バッテリーを集めてポンプを稼働させたが3日後にバッテリーが切れたと有る。
つまり、3日間はメルトダウンしていなかった事を東電自ら認めているのである。

このバッテリーでポンプを稼働させたというのは嘘であると考えられる。
何故この様な作り話になるのかと言うと、東電の事故当時のビデオに2号機のベントの様子が記録されているからである。
3月14日午前0時頃に執拗なベントの指示が出されている。現場では拒否反応が出ていたが、疲労がピークとなっていた事も有り、十分な検討が行われなかった。
SPEEDIの画像にも、この時の様子が記録されている。
つまり、ここからも、ベント以前は2号機はメルトダウンしていなかった事が分かる。
ベント操作によって2号機はメルトダウンしたのである。しかも、大量に放射性物質が拡散し、周辺に甚大な被害と汚染をもたらした。

何故2号機が冷却水の循環が停止しているのにメルトダウンしなかったのか?
それは、圧力容器内が高圧に保たれていたからである。
水素がジルコニウムと反応しなければ放射線分解によって発生しないとすれば、容器を高圧に保った方が安全である事が分かる。
高圧下では、水面が低下しても雰囲気の湿度が高いので金属が溶ける温度に達しないのである。
理論値では220気圧まで耐える容器の設計なら、そのまま放置して高圧ポンプの準備をしてから通常冷却に移行出来れば、メルトダウンせずに安定冷却出来た可能性が有る。(格納容器に水を注入して圧力容器の外側から冷却し、圧力容器内の圧を下げてから冷却水を循環させる)
ちなみに、通常使用している小さな高圧タンクは170気圧に耐える設計である。

何故2号機が1,3号機の様に徐々に水蒸気を放出出来なかったのか?
3日間放置されていたので、内部の圧力が非常に高圧になっていた為と考えられる。1,3号機の時よりも高圧になっていたので、同じ様な調子で開けると高圧の水蒸気が水フィルターを突き抜けて一気に大量の放射性物質と共に大気に放出される。
一気に放出したので、水素が発生する時間は無かったと考えられる。

東電のビデオからも、2号機のベントの指示がいい加減で何の問題も無いかの様な空気感が伝わって来る。
「ベントしてくれ、ベント。小弁でも良い。」
正しい指示の出し方は「慎重にベントしろ!少し開けては閉めるを繰り返せ。水素爆発を恐れるな。」だ。
少しずつ開けると途中で水素が必ず発生するので、2号機でも水素爆発が発生していた可能性が有る。しかし、その方が汚染は遥かに小さかったのである。

自民党の考えを考える

2018-01-30 10:38:13 | 日記
最近、自民党の考えている事が分からなくなって来たので考えてみる。
最も象徴的なのは沖縄である。
沖縄の基地負担についてである。
この基地負担という考え方は難しく、複雑である。
常に中国とアメリカの軍事バランスに晒されているので、容易に沖縄の立場を考慮出来ない。

そこで考えたのが、自衛隊を軍に格上げして、アメリカ軍に置き換えるという方法論であろう。これが実現出来ればあらゆる問題が解決すると自民党は考えている。
一般的にも受け入れられていると認識していて、民主党系の議員もその考えに賛同していると考えられる。
その為の憲法の改変という訳だ。

しかし非常に重要になって来るのが、日本がどちらの側なのかである。
自民党は現在、中国に対してもロシアに対しても微笑み外交を展開している。その為、アメリカに対しての立場が曖昧に見えて来ているのだ。
これは、国民にとって見ると非常に危険でリスクが高く見えるのだ。
丸でというか、戦前回帰そのままであり、もう一度戦前の不安定な状態に戻ってしまう可能性を感じる。

その不安感を払拭する為に1)外交ではアメリカを重視して親密性を常に保っている事をアピールしている。2)中国の尖閣諸島侵略行為を度々取り上げている。3)防衛装備をアメリカから購入して同盟を強化している。
これらの方法論によって、徐々にアメリカ軍基地を減らして行きたいと考えているのだ。

発展途上国の復興も一般的には、その国の軍事力に置き換えるというのが常識的なので、日本も戦争による荒廃からの復興を既に果たしているので、独自の防衛に移行するのが常識であると考えている。

しかし、その願望を阻んでいるのが国の財政状況である。
プライマリーバランスから外れて久しいが、戻る可能性が遠のいていて、破綻する可能性の方が高まっている。
なぜ戦後復興を果たした筈なのに財政が悪化しているのか疑問である。
ここでその原因を探ると、より複雑になる。
国民からしてみると、平和憲法が最後の砦の様な状況になっているのだ。

もし、政策の失敗で財政が非常に悪化した場合、国民の財産の大半が失われる。はれのひの破綻の様に突如として手元の金や財産が消失してしまう可能性が否定できない。
通常、こういった状況に国が陥ると国は国民を欺く様になる。
何も手元に無い見かけだけの金持ちがやる事は何であろうか?
泥棒以外に方法は無い。
詐欺も泥棒の一種だ。
(江戸時代は金の価値を貨幣にしていたが末期には混ぜ物を入れていたらしい。今の日本も同じ事をしているが日本の製造業の商品価値が貨幣価値の担保になっている。中国に技術で追いつかれればおしまいだ。)

日本軍に置き換えてアメリカ軍基地を徐々に減らす行為は一見合理的ではある。
しかし、アメリカから不信感を懐かれない為には、防衛装備をアメリカから購入し続けなくてはならない。
また、それらのシステムを共通化し、常に情報共有を維持していなくてはならない。
これらを怠ると、米軍基地は減るかもしれないが、最終的に追い出す様なシナリオ(クーデター)の発生が考えられる。

アメリカとの関係が悪化するとどうなるのか?
関係が悪化しても広大な太平洋が有るから大丈夫と太平洋戦争前の旧日本軍は考えていたであろうが、同様の考えに至る可能性が高い。

なぜそれが言えるのか?
1)石油を買う金が無い。2)原発は停止していて技術者もいなくなっていて使えない。勿論核燃料を買う金も無い。3)中国、ロシアに国土を侵略される可能性が高まる。
この様な状況で泥棒と化した国家が何をするのか?
洗脳以外に道は無い。
国民の職業を全員、泥棒に変更させるのだ。
軍服を着た泥棒が世界各国を相手に泥棒外交を始める・・。

では、アメリカと中国の関係が良くなる事は無いのか?

そもそも、日本に米軍が駐留しているのは、社会主義的な独裁者思想がアジア全域で浸透しているのが原因だ。
民主主義者から見ると社会主義的独裁者は泥棒でしか無い。無価値なのだ。
無価値な人間が無造作に増殖している様に見えるのだ。
人間の尊厳は公平公正な自由競争でのみ保たれるという考え方が民主主義思想だ。
従って社会主義者がいくら民主主義者に頭を垂れようが金を払おうが無視されるだけだ。
つまり、自らが民主主義者になり、社会主義思想の排除に協力しなければ、排除される側になるという事だ。

アメリカと中国の関係が良くなる事は有り得るが、その為には日本が完全に民主主義者の国家となり、中国の民主化を後押ししなくてはならない。
それ以外の方法としては、アメリカに社会主義思想を広める方法が考えられるが、そうなればアメリカが衰退し、再び世界恐慌の引き金となるであろう。

社会主義思想は一時大きく繁栄するが、後に必ず衰退し、その文明は滅びる。全ての過去の歴史がそれを証明しているし、数学的にも明らかだ。
繁栄のピークと衰退のピークは必ずイコールになる。それは両者の確率が一緒だからだ。
もし完全に民主主義化すると、繁栄と衰退の振幅が小さくなり、長期間安定する。戦争の発生も減るであろう。

日本の財政が悪化している原因は国が未だに社会主義思想の元で国家財政を管理しているからだ。
もしかしたら天皇制が消滅するかもしれない問題であるが、天皇制その物が社会主義思想の一部であろう。
だからこそ日本国憲法の内容を変更してはならないのだ。
現状の日本国憲法を失えば天皇制を失う可能性が高まって行く。
もしそれを変更しなければ日本の尊厳が維持出来ないとすれば、日本は間違いなく社会主義思想の国家だと言える。
そして、定期的に戦争を繰り返す不安定な国家だという事を証明する事になる。
次に戦争が有れば、日本は国土の一部のみならず天皇制をも失う事となる筈だ。