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大災害の後、なぜ風説の流布は拡大するのか

2014-07-18 13:25:33 | 日記
 いままで、災害と風説との因果関係についてはなぞだった。
しかし、東日本大震災の後、風説の流布はやはり、発生した。
ターゲットが原子力発電に限定されていたが、他にも韓国や中国といった隣国に対する流言もやはり、発生した。
これは、何らかの災害で多くの人が亡くなった時に必ず発生する。
そのメカニズムが徐々に明らかになりつつある。

考えられるメカニズム。
1)多くの人が亡くなる=宗教団体の活動の活発化
宗教団体は元々、大げさではなく人を騙して金銭を巻き上げて暮らしている。
したがって、大災害が発生すると、恐怖や悲観に暮れる人が増え、宗教に勧誘され易い人が増える。
その、活動の手段が近年はインターネット上の掲示板やフェイスブックといった瞬時に情報が伝わるシステムによって行われているのだ。

2)恐怖感の増幅=宗教への依存
個人から見れば、目に見えない恐怖の広がりや不安を癒す方法として宗教による癒しを求める動きが活発化するであろう。
それでは、なぜ一部の宗教活動家は原発の再稼動に反対したのであろうか?
彼らは再稼動に反対しているのではなく、反対活動を続ける事そのものを主眼としているのである。
つまり、反対活動を続ける事によって、一般人への社会的不安感が継続して続くであろうと考えている。
活動を通じて、放射能汚染に対する注目度を常に高く保っておきたいという考え方だ。いかにも宗教家らしい狡猾な考え方である。でなければとっくにその宗教は消滅しているであろう。

3)共産主義思想の拡散=国家の弱体化
宗教の基本理念は「嘘八百」以外に「共産主義思想」という社会構造の構築がある。
信徒と宗教家の関係は小さな国家の様であり、主従関係が明確で、縦型社会そのものである。こういった人権や個人の思考を無視した社会メカニズムが「共産主義思想」の根幹なのである。
こういった人を征服したいという悪の願望に支配された宗教家は当然、国家をも征服したいと考えるであろう。共産主義思想の拡散は国家の財政を圧迫し、やがて弱体化していく。今回の原発の停止はまさしく彼らにとって一石二鳥であったに違いない。

 つまるところ世界で起きている戦争も根本的には宗教指導者による独裁的大衆の掌握願望が発端であり、それが拡大する事によって世界大戦に繋がっていく事を意味する。
宗教の重大な欠点は「嘘八百」「善悪の存在」「共産主義思想」を肯定している事だ。
宗教は元々、嘘のみで構築された思想だ。科学的根拠は全く無い。したがって、指導者は嘘を平気でつける人に限られる。その嘘つきが善悪を判断し「信じる者は救われる」と言い続けているのだ。世の中で善悪は無いも同然だが、殺人が悪だと言うなら戦争は最も罪深い。その根本的な原因が宗教指導者による征服願望だとしたら宗教が罪深くないという証拠は何処にも無いであろう。
 共産主義思想についても同様な宗教的概念を含んでいる。かつて共産主義の指導者が私服を肥やさなかった事は無いであろう。一般大衆の自由を奪い、根拠の無い善悪を構築し、一律に縦型社会を構築し、空気が読める人だけが懐手に金を渡してより高い地位につくという、共産主義思想が悪でない証拠もまた何処にも無い。

 では、何を信じれば良いのか?
何を信じるかは個人の自由だ。しかし、嘘のみで構築された宗教を信じるのは自爆行為であろう。意思の弱い人達はそのターゲットとして常に狙われているのだ。そして、政治の基本的形式として存在する「共産主義思想」もまた「嘘八百」なのである。
 また、もし優れた宗教家が存在するとしたら、どんなに糞みそな評価を受けようとも動じないであろう。宗教を個人的な精神性の維持のみに使うとすれば善悪などという不確定な事に囚われる事が無いからだ。

共産主義思想の敗北

2014-07-13 09:11:35 | 日記
 共産主義の失敗において国が弱体化し、結果、他国による侵略や内部から崩壊していく様子はウクライナやソビエト連邦、中国の地方公務員による汚職などで今日でも観察する事が出来、殆ど証明されているに近い。
しかし、ここに来てさらに考えなければならないのは、わが国が資本主義国家であるにも拘らず共産主義思想がベースになっている為に、汚職がひそかに蔓延し、共産主義国家がたどった道と同じ失敗をしようとしている事だ。
 すでに税収を上回る国家予算を組むという、悪しき慣例は限度を超え、いわゆる自転車操業に近い状況に達した。しかし、共産主義思想をベースとしたプロパガンダはありとあらゆる団体や個人に浸透し、当たり前の様に日本が先進国であり、アメリカと並ぶ金持ち国家であると洗脳されている。この事に疑問を持つ日本人はもはや一部の経営者ぐらいなものであろう。

 ここから考えなくてはならないのは、共産主義思想の弱点についてだ。
今まで、資本主義思想の弱点を共産主義者達によって、散々解説され続けてきた。「沈黙の春」という本などは、代表例で、資本主義の問題点を明快にする事は他にもいくらでも可能だ。
しかし、これを鵜呑みにする事は、もはや出来ない時代になりつつある。
弁達者な共産主義者の巧みな罠にはまって隠れていた問題点が富の消失とともに表面化しその全貌を現して来ている為だ。

 人は何度も戦争を経験し人と人が殺し合って来た。しかし、この問題は資本主義思想の問題というよりは共産主義思想の問題である。
伊藤博文を暗殺した安重根記念館に入った人が出てくる時は日本に憎しみを持つ様になっている。これは、共産主義思想における洗脳行為、プロパガンダだ。
これと同じ事が広島や長崎でも行われている。一度この施設に入った人はアメリカに対して憎しみの念を持つであろう。これは、反戦的というよりむしろ好戦的な思想に他ならない。
根強いアメリカとのアライアンスを嫌う共産主義者達の根底には反アメリカ思想が脈々と受け継がれているのだ。しかも、彼らを平和主義者であるかの様に国までもがプロパガンダを手伝っている。これではいつまで経っても戦争は繰り返されるだけであろう。

 共産主義思想は「国家」や「ユートピア」といった書物を読むと誠に優れていると感じる。問題点を洗い出し、非の打ち所も無い。この様に優れた思想がなぜ現実世界では実現できないのかを考えなければならない。
共産主義思想は個人の生産で生み出された富を一度、国家に集約し再分配する事で貧富の差を無くし人と人が互いに助け合っていく社会、共産共助の精神に基づいている。これは、言ってみれば純粋物理学の中の数学部分だけを抜き出して理論を構築している様なものだ。小保方氏がSTAP細胞は有ると言い切っているのと全く同様である。数式の上で成り立つものは全て成り立つという考え方だ。
しかし、現実はどうであろうか?現実は存在しないのであり、物理的にも再現は出来ていない。これは共産主義思想の欠点と同一のものである。
証明が完了する時間を「無限」に設定しているからこうなるのだ。
現実社会では時間が無限に与えられる様な事はない。全ての時間が金銭に置き換えられている為に、時間と共に損失が拡大していくからだ。

 日本の負債についても同様の考えが見て取れる。借金の返済期間が「無限」に延長され続けている。しかし、これは現実には無限ではない。国民が国に貸す金が無くなれば、それで終わりだ。それが共産主義思想が敗北する日なのだ。