今日の川柳
四十雀巣立ってわが家また二人
しじゅうからすだってわがやまたふたり
寂しくなりました。
☆
構えよと真夏日ちらと顔を出し
かまえよとまなつびちらとかおをだし
夏は苦手の身。
☆
軽井沢北も南も中もあり
かるいざわきたもみなみもなかもあり
まるで方位磁針のようだ。
＊＊＊＊＊＊
今日の川柳
札でなくカードで膨らむ財布かな
さつでなくかーどでふくらむさいふかな
今風の財布。
☆
奔放とまではゆかぬが自由な身
ほんぽうとまではゆかぬがじゆうなみ
感謝。
☆
四十雀巣立ちの先はまずは散り
しじゅうからすだちのさきはまずはちり
一斉に巣を離れるが、飛ぶ力はまちまちなので行き先はばらばら。
雛も大変、親も大変。
＊＊＊＊＊＊
今日の川柳
背景をぼかしてなにやらプロっぽく
はいけいをぼかしてなにやらぷろっぽく
2023.5.13
肝心なところはシャープにあとは適当にぼけてくれればよし。
☆
ダイアナとポールに浪人目を醒まし
だいあなとぽーるにろうにんめをさまし
ポールアンカ、夢中になったあのころ。
８２歳、日本公演があるそうだ。
☆
パガニーニ Himari 少女は掌
ぱがにーにひまりしょうじょはたなごころ
楽しみが一つ増えました。
【参考 ネットより】
吉村 妃鞠（よしむら ひまり、2011年6月 - ）
日本のヴァイオリニスト。
7歳から欧州等のコンクールに挑戦しつづけ8歳までに39コンクールで1位。
各賞の史上最年少優勝記録を更新し続けている。
多数のオーケストラと共演。欧州、特にロシアでの評価が高い。
慶應義塾幼稚舎に在学していたが、
アメリカの名門 カーティス音楽院に最年少（当時10歳）で合格し進学したため現在は一時退学している。
パガニーニ：バイオリン協奏曲 Vn.吉村 妃鞠 演奏NHK交響楽団
＊＊＊＊＊＊
今日の川柳
釜めしを喰べたく峠駆け下り
かまめしをたべたくとうげかけくだり
廃線（信越線）跡のハイキング路（碓井アプトウオーク）。
横川の「おぎの屋」がゴール。
☆
子育て中メジロを弾く四十雀
こそだてちゅうめじろをはじくしじゅうから
メジロが巣の近くの木でエサ探しにやってきた。
警戒心を怠らず。
あんなに冬場は共存していたのに。
☆
映像の鮮明さ時に残酷さ
えいぞうのせんめいさじにざんこくさ
最近とみに感じる。
撮影機材の高機能化（４K.８K）で映像はますます鮮明さを増してきた。
しかし時として、ドキュメンタリーでは鮮明さが残酷さを増すことも。
＊＊＊＊＊＊
2023.5.14
今日の川柳
観音堂あと十段の無念ぶり
かんのんどうあとじゅうだんのむねんぶり
鎌原観音堂発掘調査 ネットより借用
やっと訪れることができます。
☆
手を振れば風の便りに変なオジさん
てをふればかぜのたよりにへんなおじさん
ジムへ行く途中にある保育園。
園庭で遊ぶ子たちに手を振ったら空耳か、風に乗ってきた子どもの声。
☆
いつの間に始まり終わる大相撲
いつのまにはじまりおわるおおずもう
妻の弁。
＊＊＊＊＊＊
2023.5.14
